簡単にロゴを作成できるWEBサービス「Wixロゴメーカー」
Wixロゴメーカーを使えば、ビジネス名・屋号・組織名と業種やテイストを選択して、ロゴマークを作る事ができます。
複数デザイン候補から選択する事ができ、最終的には自分で修正する事もできる様になっています。
有料プランは5,100円と2,100円です。無料プランもありますが、サイズは200px×200pxでJPEGのみです。
「Wixロゴメーカー」を使ってロゴを作る
本記事では、WEBサービスを使って簡単なロゴを作成する方法についてご紹介します。
使うWEBサービスは「Wixロゴメーカー」です。
本来ロゴを活用するには、高解像度のロゴデータが必要ですよね。
Wixロゴメーカーの場合、作成自体は無料です。しかし高解像度ファイルをダウンロードするのは有料です。
つまり作成したロゴを商用利用したい場合は、有料となる訳ですね。
Wixロゴメーカー
ロゴの方向性・テイストの作成
まずはWixロゴメーカーを使った、ロゴの作り方をご紹介します。
早速、WEBサイトを開きましょう。
真ん中の「今すぐ作成」のボタンをクリックし、次に「ロゴの作成を始める」ボタンをクリックします。
アカウントログイン
まずはWixにログインが必要になります。
ログインにはメールアドレスとパスワードが必要です。
既にWixのアカウントを持っているなら、上部リンクからログインしましょう。
右側にあるGoogleアカウントかFacebookアカウントでも、ログインが可能です。
新規にアカウントを開設する場合は、左の欄でメールアドレスとパスワードをそれぞれ2回入力します。
※アカウントを持っている事を前提にし、詳しいログイン画面の紹介はしません。
ビジネス名・屋号・組織名の入力
ロゴを作成していくにあたり、まずはあなたのビジネス名・屋号・組織名などを入力します。
今回はブログの屋号である「えるぺぐ」にしました。
下の「タグライン」の欄には特に何も入れず、下の「作成する」ボタンをクリックします。
何のロゴを作りますか?
次にあなたの業界や業種などのキーワードを入力します。
入力し始めると候補が表示されますので、最適なものを選びましょう。
今回は「ウェブデザインブロガー」を選んで、「次へ」をクリックしています。
どのようなイメージのロゴがいいですか?
次にロゴのテイストや雰囲気を選択する事になります。
今回は「独創」と「ハイテク」を選んでみました。「次へ」を押します。
※候補は複数選択する事が可能です。
どちらのロゴがお好みですか?
次はロゴの傾向選択です。2つの画像のうちどちらがイメージに近いかを選ぶ事になります。
選択は5段階あり(1-5)、2択が5回出てきますので左右好きな方をクリックしましょう。
ここまでである程度ロゴマークが作成されます。
ロゴの候補から選択・編集
ここまで進むと、左の欄に作成されたロゴの一覧が表示されます。
複数候補の中から1つ選択
左側のロゴ一覧から1つ選択すると、右側のプレビュー欄にそれが反映されます。
プレビュー上部は「WEBブランディング」になっていますが、下にスクロールすると「印象に残るデザイン」や「ノベルティにも使える」などのプレビューも見れます。
WEBサイトのロゴや印刷物上で、実際の設置イメージが確認できる訳ですね。
様々なシーンでどのようにロゴが表示されるのか、シミュレーションできるのは嬉しいです。
イメージにマッチするロゴを選択したら、右上の「ロゴを編集」をクリックしましょう。
最後まで全部お任せで完璧なロゴはできませんので、自分で調整する必要があります。
ロゴ編集画面
次の画面で作成されたロゴの色やテキスト、サイズなどが調整できます。
テキスト編集の場合
例えばロゴのテキスト(えるぺぐ部分)をクリックすると、左に詳細な設定画面が表示されます。
フォントの大きさはもちろん、文字間隔や透明度、周囲を縁取るアウトラインの太さや色などが調整できます。
回転させたりや影などをつける事も可能ですので、じっくり見て調整してみて下さい。
編集が完了したら、画面右上の「次へ」ボタンをクリックします。
この編集は後からいつでもやり直しできますので、安心して下さい。
ここまででロゴマークの作成は、一通り完了した事になります。
Wixからの提案
WixロゴメーカーはWixのサービスで、WixはWEB上でサイトを作れるサービス(無料・有料)を展開しています。
ですので当然「一緒にWEBサイト作成もどうですか?」と提案してきます。
あなたのロゴにぴったりのサイトを作成
主に3つのレイアウトサンプルから、WEBサイト上にロゴが表示された状態が確認できる様にしている訳です。
3つのレイアウトサンプル例
・オンライン・予約機能付きサイト
・ベーシックなサイト
・ランディングページ
ページ一番下のボタンから2択
ここで次のアクションとして、以下の2つから選択する事になります。
・ロゴのみ作成
・マイロゴとホームページを作成
今回はロゴマーク作成が主旨なので、左の「ロゴのみ作成」を押しましょう。
ロゴを無料で利用するか購入するか
ここまででロゴマークの作成は終了しています。
最終的に、そのロゴデータのダウンロードが必要になりますね。
ロゴプランを選択
ここでロゴのプラン選択画面が表示されます。
作ったロゴを商用利用したい場合は、下にある2つの有料プランから選択する事になります。
有料プランの場合(2つのプラン)
アドバンスプラン…¥5,100
・商用利用可能
・標準ロゴファイル(高解像度)
・サイズ変更可能ロゴファイル(SVG)
・SNS用ロゴファイル(各種SNS向け)
ベーシックプラン…¥2,100
・商用利用可能
・標準ロゴファイル(高解像度)
標準ロゴファイルについて
標準ロゴファイルは、「5000px×5000px」サイズです。
ダウンロードされるファイル形式は「PNG」で、背景が白・黒・透過のファイルが含まれます。
有料プランのサンプルについて
各有料プランの下にはそれぞれ、「ロゴのサンプルをダウンロード」のリンクがついています。
これを押すと、有料でロゴを購入した場合にダウンロードできるデータを一式確認できます。
高解像度ファイルおよびSNSメディア向け、SVGファイル等も入っているのがわかります。
有料プランのダウンロードファイル内データ
無料プランの場合
もちろんここで有料プランではなく、無料プランを選択する事ができます。
有料プランを契約しない場合、一番下にある「無料サンプルをダウンロード」をクリックしましょう。
無料プランのロゴファイルについて
ただし、無料でダウンロードするロゴのサイズは「200px×200px」のみです。
WEBサイトで使うにしても、場合によっては少し小さいかも知れませんね。
さらにファイル形式は「JPEGのみ」です。
無料でダウンロードした画像のプロパティ
高解像度かつ様々なファイル形式が欲しい場合は、無料プランでは難しいです。
プランドスタジオでいつでも確認・編集可能
どちらかのプランでロゴをダウンロードすれば、これで操作は完了です。
あらためて、Wixロゴメーカーの管理画面(ブランドスタジオ)にアクセスしてみましょう。
Wixブランドスタジオ
すると専用のダッシュボートが表示され、上部に先程作成したロゴがデータ保存されています。
ここからロゴ再編集したり、再ダウンロードしたりすることが可能な訳ですね。
他にもこの管理画面から、Wixを使ったWEBサイト開設やSNS投稿のデザイン、名刺のデザインなどができます。
ロゴの再編集ができる
ロゴを編集・ダウンロードするには「ロゴを編集」のリンクから進みます。
先程紹介したロゴマークの編集画面が表示されますので、もう一度調整する事ができます。
まとめ
通常プロの業者にロゴマーク制作の依頼をすると、数万円はざらでしょう。
複数デザイン案を提示したり、効果的なディレクションまで含めると、数十万円の世界です。
プロの制作物と比較するのはナンセンスかも知れませんが、破格ですし、一覧候補から選べるのは助かりますよね。
なにせ画面上で何回やり直してもOKな訳です。何度もやり直しをプロに頼むのは採算が取れません。
ある程度のレベルのロゴを自作でき高解像度のファイル付きで、2,100円(5,100円)はお得だと思います。
ただ企業やサービスにとって重要な役割を持つロゴの場合は、プロの方に依頼して相応のクオリティを出してもらう必要はあると思います。