
SEO「Core Web Vitals」指標の一つであるCLSは、表示後の要素の移動(ズレ)を図る指標です。Google検索ボックスは読み込みに時間が掛かるので、先に表示された要素が押し出されてズレが生じます。CLS解消のポイントは、最初から表示領域を確保しておく事です。表示枠に対してCSSで高さを入れておけば、最初から領域を確保できるので表示位置がズレません。

月間検索数がゼロに近いキーワードは競合が少なく上位表示をさせやすいので、たくさん設定するようにしましょう。このロングテールキーワードで訪問者が来る場合、そこが競合他社との差別化するポイントになります。単語の言い回しについてはGoogleの機械学習システムが働くので、様々なパターンで上位にヒットさせてくれます。

Google Search Consoleの検索クエリデータは、実数の平均50%程度しか確認できていないそうです。月間検索数が極端に多い、或いは少ないサイトは消失率が高い傾向にあるようです。消失したのがボリューム数か、それともクエリ自体が消失しているのかで大きく変わります。

SXGとはキャッシュサーバーからWEBページを表示させる技術で、WEBページ表示速度を向上させる事ができます。LCP値の上昇とともにユーザーの満足度を向上させる事ができるため、SEOランキングに影響します。AMPの場合ドメイン名が変わってしまいますが、SXGはドメイン名をそのまま使う事ができます。

IndexNowとはBingやYandexの検索エンジンが公開したインデックス通知機能です。クロールされるまで待つのではなく、更新を通知してインデックスしてもらう事ができます。HTTPリクエストで手動送信する事もできますが、Wordpressならプラグインで自動通知ができます。

Googleがモバイルファーストインデックス移行の有効期限を廃止したと発表しました。今だモバイル対応ができていないサイトが存在し、新型コロナウイルスの影響もあるためです。ただ自分のサイトがモバイルファーストインデックスに対応済みか否かの明確な表示が欲しいです。

テキストを太字表示にする事はSEO上の効果があると発表されました。強調する方法に指定は無く、ピンポイントで使えばSEO上有効です。補助の役割なので、元々トピックと文章に関連性がある価値の高いページである必要があります。

WEBページのtitleテキストと検索結果のタイトルが違う場合があります。これがtitle書き換えです。これはユーザー検索能力不足と管理者の技術不足を補うため、Googleの判断で実施されています。システムアップデートで頻繁に起こる様になったので、フィードバックをもらって改善に努めるとしてます。

GoogleがWEBページをインデックスしない・するペースが遅い場合があります。内的要因は、常に高品質のページをインデックスしたいためページの品質を定めかねている場合。外的要因は、共有他社サイトのリソース超過や不正botの攻撃の影響で、WEBサーバーの処理速度が低下している場合です。

廃止されたドメインを購入してWEBサイトを開設し、リダイレクトさせるSEO手法を使う人がまだいます。廃止ドメインが持つ外部リンク評価を、自分のサイトに転送させるブラックハットSEOです。結論この手法ではランキング評価は継承されませんが、ドメイン変更によるリダイレクトは別です。

GoogleはURL変更による恒久リダイレクト(301)を設定したら、1年間は維持して欲しいと述べました。1年後なら、新しいURLへのリンク転送やSEOシグナル転送をGoogleは自動で行えるとしています。ただユーザーエクスペリエンスの面ではできるだけリダイレクトは永続させるべきとしています。

Googleは検索ランキングのサイトそれぞれに「about this result」の機能を導入します。そのサイトが上位ランクしている根拠となる情報を様々な角度から紹介するパネルです。検索ユーザーへランキングサイトの信頼性をPRし、SEO担当者にもランキング要因を公開していきます。

Googleが6月3日に検索エンジンのコアアップデートを開始したと発表しました。今回は続けて7月にもアップデートが予定されており、いわゆる連続アップデートとなります。順位が落ちても落ち着いて分析をする必要があります。決して焦った行動は取らないようにしましょう。

Cookieが使えなくなるという事は検索ユーザーの事前情報がない事を指します。訪問ユーザーとコンテンツがマッチしているかどうかは、検索キーワードだけでは測れません。コンテンツをユーザーテストに使い測定分析する事で目的ユーザーに寄せたコンテンツへと変化させる事がSEOになります。

SEOの手法には効果がないのに信じられているものがたくさんあります。実際に検証する時間とコストが無いために、噂だけが飛び交ってしまう事が原因です。もともとSEO対策は何一つ保証できません。あまり信じ過ぎずに検証する事が大切です。

ゼロクリックサーチとは、ユーザーが検索結果上のサイトタイトルを一切押さずに終了してしまう事を指します。知りたい情報が検索結果画面上に直接出る事で、解決してしまう事が原因です。WEBサイトへの流入が減少してしまうので、検索結果画面上でいかにアピールするかが重要です。

FIDとはGoogleが推奨する新しいSEOランキング基準(Core web vitals)要素の一つです。WEBページのレンダリング処理が終了しユーザー操作を受け付けるようになるまでの時間を指します。FIDスコアはユーザーの性格によって変わりますが、レンダリングの邪魔をしない様、ソースを最適化する事で改善できます。

画像検索はユーザーの興味を誘導しやすくなっている。検索上位に来なくとも、画像とテキスト文章のインパクトがSEOになり得る。画像検索は画像が主役であり、掲載ページ全体がその引き立て役になる事が大切。

処理オーバーによる一時的なサーバー停止やメンテナンス中などの場合は、503エラーを返しましょう。ユーザーにはメンテナンスページを表示させ、検索エンジン側には一時的な事態であると示す必要があります。メンテナンスページを準備するだけだとステータスコードが200のままとなり、その状態をインデックスされてしまいます。

SEOキーワードの競合(バッティング)とは、同じキーワードやタイトルを複数ページに設定する事です。身内ページ同士でランキング評価を奪い合い・分散させているので、評価は高くなりません。キーワードの競合をなくし、本当に担当すべきページにのみ設定する事でSEO効果が出ます。

ローカルSEOに挑むには大手サイトに登録するだけでなく自身のWEBサイトとコンテンツが必要です。WEBサイトでどれだけ地域に貢献・密着をしているかをアピールする必要があります。地域限定イベントやFAQ、オリジナルの完全ガイドの様なコンテンツを作る事でローカルSEOの評価が上がります。

SXOとは検索エンジンに対してではなく、ユーザーの検索体験に対して最適化をおこなうSEO対策です。検索エンジンのランキング評価だけではユーザーを100%満足させていないため、そのズレを修正する事が目的です。ユーザーの真のニーズを掴むのはもちろん、WEBサイト自体の快適さ・使いやすさもランキング要素になります。

CLSはSEOコアウェブバイタル指標の一つで、画像読込などによるレイアウトのずれの度合いを数値化したものです。結論、imgタグに幅と高さの指定をすればCLS数値は少なくなる事が検証できました。あらかじめサイズ指定をしておけば、その表示スペースが最初から確保されるのでレイアウトがずれないためです。

Google Search Consoleのインデックス登録リクエストが使えない状態が10月14日から続いています。更新したページの再インデックスには最終更新日を付けたサイトマップを送信するだけで反映します。ですのでインデックス登録リクエストの申請が使えなくても問題はありません。

Googleのローカル検索に表示されるためには、マイビジネスをきちんと設定する事、口コミやコメントをもらってそれに対し返答する事、SNSを運営してできるアクションを起こす事、地域への活動をPRする事・地元の堅実なWEBサイトからのリンクをもらう事などが必要です。

ローカルSEOは地域密着型ビジネスサービスを展開する場合に大切なSEOです。「行く」「買う」「解決する」などユーザーに即時直接行動を取らせるため、成約率が高くなります。ユーザーは常に情報の真偽を確かめますので、その店舗やサービスの情報が常に正しいかどうかが検証されています。

プログレッシブJPEGは、ピクセル数が大きく荒い画像を一旦表示し、その後鮮明な画像を読み込む形式です。プログレッシブJPEGのバイト数のみを先にロードし、鮮明な画像の表示時に残りをロードするアイデアを紹介しています。WEBパフォーマンスを向上させる新しい画像遅延読み込みであり、SEOの観点からもブラウザ実装を期待します。

YMYLやE-A-TはGoogle品質評価ガイドラインに明記されているランキング要因です。GoogleはE-A-TやYMYLの要素を通して常に正確な情報を提供し、ユーザーを誤った方向に導かないように努めています。そのため独自の厳しい基準をクリアしたコンテンツのみが上位表示される仕組みになっています。

HTMLでimgタグに直接widthとheightの数値を入れる事はSEO上重要です。各ブラウザが直接記述とCSS設定を併用する新しい機能を導入した事で、ページ読込速度の向上とコンテンツ移動防止が可能になったため、GoogleがSEOのランキング要因に採用した事が理由です。

SEOの重要な要素ではあるものの、なかなか獲得が難しいのが「被リンク」です。本記事では7つの被リンクを獲得する方法を詳しくご紹介します。どれを取っても簡単なものはありませんが、上質な被リンクが獲得できる可能性がありますのでぜひ実践してみて下さい。

ドメインパワーとはGoogleのPageRankに変わり、ドメインへ付与された価値を示す数値の概念です。ドメインパワーの高いサイトは低いサイトより検索順位が高くなります。王道のコンテンツSEOを継続する事で被リンクを増やす事がドメインパワーの上昇につながります。

構造化データによるマークアップは、検索エンジンに記号としてではなく情報として意味を持たせる事ができます。検索クローラビリティを向上させリッチスニペットによる視覚効果も図れるので、間接的なSEO効果が見込めます。

WEBサイトのドメイン変更をする為には必ずWEBサイトの引っ越しが必要になります。SEOの価値は全てドメインに対して付与されているので、ドメインが変わるとSEO価値はゼロからのスタートになります。旧ドメインの価値を継承するためにはリダイレクト設定をおこなうのがベストです。

SEOの観点から見てサブドメインを使うかサブディレクトリを使うかは、追加するコンテンツによります。専門性を薄めてしまうコンテンツならサブドメインを使い、専門性を高めるコンテンツならサブディレクトリを使いましょう。既存の専門性を高めかつ専門性を下げない選択をすれば、SEO効果の上昇・維持につながります。

パンダアップデートとはそれまでの低品質なコンテンツのWEBサイトの順位を下落させるGoogleのアルゴリズム変更です。コンテンツファームや重複コンテンツなど低品質とされる部分があると、WEBサイト全体の順位が落とされトラフィック減少の目に遭います。ユーザーにとって価値ある高品質なコンテンツ作りを目指してペナルティを受けないSEOを心がけましょう。

ペンギンアップデートとはリンクスパムなど不正な手法を使ったWEBサイトへペナルティを課す順位変動です。最新アップデート4.0では、WEBサイトの順位を落とすのではなく、受けている不正なリンクの価値を下げます。リアルタイムに判定が行われるので、次のアップデートを待たずにリンク修正・順位回復が可能です。

Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは、WEBのユーザー体験(ユーザーエクスペリエンス:UX)向上を目指すGoogleの取り組み指標です。現時点での主要なコアウェブバイタル要素は、LCP(読み込み)FID(対話性)CLS(視覚的安定性)の3つに焦点を当てています。コアウェブバイタルがSEOランキング要素に組み込まれる発表がされたため、検索順位に影響を及ぼす事になります。

モバイルファーストインデックス対策のために、とにかくPCと同じコンテンツ量のスマホ版ページを用意する必要があります。スマホ版が無かったり簡易版のままだと評価が低くなるので、SEO順位が下落する可能性があります。今後の管理を考えると、PCスマホ一体型レスポンシブデザインへリニューアルするのが一番有効です。

ランクブレインはGoogleが3番目に重要視している人工知能による機械学習アルゴリズムです。過去の検索キーワードと結果・ユーザーの行動を分析して、今までにない検索やあいまいな検索へに対する関連性の高いコンテンツを表示する機能です。このランクブレインへのSEO対策としては上質で豊富なコンテンツを作る事です。

SVG画像は演算により自在に拡大縮小されるベクター形式の画像です。HTMLに直接埋め込むと「テキストとしてのSEO」の助けになり、imgでSVG画像を参照する場合は画像SEOと同様になります。シンプルなロゴマークやアイコンデータを表示する際に便利でレスポンシブデザインにマッチしています。

コンテンツの文字数が多い事とSEO評価に直接的な関係はありません。ただ上位表示されているページはいずれも文字数は多い傾向にあります。Googleが重要視するのは網羅性の高い包括的なコンテンツです。網羅性を高める結果文字量が多くなるのです。重要なのはユーザーに価値ある情報を提供して満足してもらう事です。そのために網羅性のあるコンテンツは必須なので文字数の増大は避けられません。

リファラースパムとは、Googleアナリティクスの参照元サイト一覧に表示されるスパムサイトです。クリックすると悪質なサイトへ転送されたりウイルス感染する場合があり、放置していても正確な解析数値を阻害しSEO順位が下がる可能性もあります。Googleアナリティクスで対象URLのアクセスを無効にするか、直接.htaccessでブロックする様にしましょう。

robots.txtは検索クローラーにディレクトリ・ファイルのクロール許可・拒否を指定する事ができます。テキストファイルなので書き方は簡単です。メモ帳で開いて中身を書き換えるだけです。「User-agent:Sitemap:Disallow:Allow:」の4つを設定してWEBサイトのクローラビリティを向上させましょう。

cssはGoogleのガイドラインに沿って、なるべく記述量を抑えてSEOスパム判定とならない書き方をしていくべきです。そうする事でWEBページの読み込み・表示速度が上がり、SEO対策上も有利に働くとされています。cssは全て外部ファイルやimportで読み込まずに、必要に応じてインライン化するなどの工夫をしましょう。

urlパラメータは重複コンテンツと判断されてしまうとSEO順位が下落してしまう可能性があります。Goole search consoleで重複コンテンツ扱いになっているページを確認し、canonicalタグなどで適切に対処しましょう。ツールを使ってパラメータ付きURLの扱いを設定できるので、SEOのためにもGoogleが好むurlパラメータの設定ルールを守りましょう。

モバイルファーストインデックスはこれまでの検索評価の主軸基準をパソコン版からモバイル(スマホ)版に変更します。モバイルフレンドリーアップデートの様にモバイル対応していないサイトの順位を落とす措置ではありません。パソコンとスマホとのコンテンツ数に差があるWEBサイトはチェック確認が必要。同一コンテンツ数になるようレスポンシブルデザインを採用して準備しましょう。

SEO上、TOPページはh1タグにロゴマーク画像を使っても良いです。Altテキストが画像の説明とサイトの固有名詞を兼ねるためです。それ以外のコンテンツページはh1とロゴ画像とを分けるべきです。Altテキストが画像の説明とh1のテキストをを兼ねないためです。h2-h6の見出しタグには画像を使ってもいいです。Altテキストにキーワードをきちんと入れましょう。

SEOでの順位を少しでも上げるため、画像の名前はページURLを表現する単語をつけるようにしましょう。画像はサイズや画質に注意をし、常に画質の良い画像を軽量化するクセをつけましょう。altタグで代替テキストを設置し、ユーザーとGoogleに把握されやすいものにするべきです。

CSSのdisplay noneは、GoogleのためではなくユーザーのためであればSEO上何の問題もありません。隠しテキストやクローキングの様にGoogleのために実施している機能は高確率でスパム扱いになります。メニュー部分はともかくタブコンテンツによる情報は別ページに出すなどして、思い切って全て表示させてしまいましょう。

タブ・アコーディオン等の展開型コンテンツもきちんとGooglebotにはクロール・認識されます。100%評価対象にしている保証はありませんが、CSS・jQueryいずれも非表示コンテンツ(display:none)による制御をしていく事でSEO的には問題ないです。

画像の遅延読み込み機能について、Googleはいま「画像表示時をイベントにした遅延読込」を推奨しているため、スクロールイベントが主流のライブラリは今のところ使わない方が良いでしょう。

SEOは、検索で1位が取れる様に「検索順位を変える」事ではなく、検索ユーザーの目的を調べて、目的にマッチするよう「サイト側を変える」事です。

ドメイン・URLを正規化する事で受けているリンク評価を一本化できます。htacessやcanonicalタグをつけて各URLごとにリンク評価が分散されないようにしましょう。

SEOの契約には作業型と成果報酬型に大きく分かれます。作業型は順位保証はしませんが成果報酬型は上位10位以内に入った日数を毎月集計します。

メタタグ(metatag)について。Googleの検索クローラーに提示する当WEBページの重要な情報が記述されます。メタキーワードタグは現在使われていない様です。ogpタグはSNSにおいて重要なタグですのできちんと設定をしましょう。

SEO対策をおこなうメリットとしては、購買意欲の高いユーザーの集客や中長期的なユーザーの流入が見込める事・ブランディングを高める事ができるなどがありますが、費用や時間が掛かりますし、順位が常に変動するというデメリットもあります。

SEO対策におけるタイトルタグへのキーワード設定について、その専門性を上げるためタイトルをスリム化するのには賛成ですが、私は多少文字数が長くなっても魅力的なタイトルをつけます。それは提案するあなたを守るためです。

リンクにはいろいろな種類があります。サイト内部の各種リンク(相対リンク或いは絶対リンク)それから外部のサイトから受ける外部リンクなどです。その種類によってSEO効果も様々ですが、コンテンツSEOが重要視される今でも、リンクは有効な手段です。

リンクタグはSEO上の重要な要素でありリンク先情報の正確性・信頼性を指し示すものです。特にh1タグへのリンク設置の仕方はTOPページとサブページとで使い分けした方が良いと思います。その理由とやり方を紹介します。

現在では「コンテンツSEO」がSEO対策における一番大事な要素とされていますが、それ以前までは主流のSEOノウハウとされていて、今でも押さえておくべきとされる技術的なSEO手法をここで一通りおさらいしたいと思います。