Google、モバイルファーストインデックスへの移行期限期限を廃止へ

Google、モバイルファーストインデックスへの移行期限期限を廃止へ

Google、モバイルファーストインデックスへの移行期限期限を廃止へ

Googleがモバイルファーストインデックス移行の有効期限を廃止したと発表しました。

今だモバイル対応ができていないサイトが存在し、新型コロナウイルスの影響もあるためです。

ただ自分のサイトがモバイルファーストインデックスに対応済みか否かの明確な表示が欲しいです。

モバイルファーストインデックス対応の無期限延長

つい先日、Googleのジョンミューラー氏がブログで以下の様な発表しました。

ここに「モバイルファーストインデックスの最後のステップのためにタイムラインを開いたままにする」と記載があります。

今まで進めていたモバイルファーストインデックス(以下:MFI)対応への有効期限を廃止したのです。

Google Search Central Blog(英語)

Google Search Central Blogの記事

MFIへと移行させる最終的な有効期限を無くし、カウントダウンを停止させた事になります。

これって朗報でしょうかね。

有効期限が設定してあった

それまでMFIへの移行には、移行期間期限が設けてありました。

その締め切りは当初2020年9月でしたが、それが2021年3月に延期され、その締め切りも過ぎた状態になっています。

つまりその期限までにスマホ版をインデックスの優先対象にできる様、スマホページを完備して欲しかった訳ですね。

その有効期限を過ぎたら、たとえどのような理由があろうともそれは無視して、スマホ版からインデックスする予定だった訳です。

対応が大きく軟化した事になりますね。

MFI(モバイルファーストインデックス)とは

ここで今一度MFIについておさらいしておきましょう。

Googleは依然まで、WEBページをインデックスする際にPC版ページを軸にしていました。

まずはPCページをクロール・インデックスして評価をし、検索順位を決定している訳です。

このクロール・インデックスするページをモバイル版優先にする事を、MFIと呼びます。

スマホで閲覧するユーザーを大切にする

理由は、スマホなどのモバイルデバイスでWEBページを見るユーザーが大半になったためですね。

Googleは常にユーザーに価値ある情報を届ける事が重要としています。

となれば、スマホページ側に価値があるかどうかに重きを置くのは当然でしょう。

MFI未対応のままだとどうなる?

MFIが導入されると、WEBページは基本的にスマホ版ページが用意されていないとGoogleからインデックスがされなくなります。

スマホ閲覧するユーザーが多いのにそれを準備していない訳ですから、「ユーザーを満足させられないWEBサイト」と思われます。

となると、それまで検索順位が高かったサイトでも順位が落ちる可能性があるのです。

あなたのWEBサイトはどちら?

いまだ未対応のWEBサイトの存在

GoogleはいくつかのWEBサイトが以前としてMFIに対応できない状態である事を察知しています。

つまりシステムの性質上、スマホ版ページを完全に整備できないという状態ですね。

その上でそれらの未対応のWEBサイトに対して、MFIを優先しない事を決定した訳です。

依然としてえるぺぐblogのクローラーはパソコン用

この件については、以前から疑問があります。

本ブログ「えるぺぐ」ももちろん、PCスマホ一体型レスポンシブデザインで構築しています。

今では上位表示されているキーワードもたくさんあります。

しかし実はGoogle Search Consoleのインデックスクローラは「パソコン用Googlebot」の状態のままなのです。

Google Search Consoleの設定ページ欄

GSCの設定欄にあるインデックスクローラの欄

ここだけ見ると、MFIに移行していない状態ですよね。

スマホ版ステータスは良好

最初からではありませんでしたが、今はGoogle Search Consoleの「ウェブに関する主な指標」や「モバイルユーザービリティ」でも良い数値を出しています。

ウェブに関する主な指標

GSCのウェブに関する主な指標の欄

モバイルユーザービリティ

GSCのモバイルユーザービリティの欄

上記データからも、スマホ版の優先インデックスに大きな障害がある様には思えません。

であるにもかかわらず、まだクローラーが「パソコン用Googlebot」のままなんですよね。

URL検査では「スマートフォン用Googlebot」

URL検査ページクロールのユーザーエージェント

URL検査ツールで再インデックスを申請する際のユーザーエージェントは「スマートフォン用Googlebot」と表示されています。

つまり各ページ単位ではMFIに移行済みいう事でしょうかね?

対応済みか未対応かを明確に

自分のサイトがMFIに移行済みなのかそうでないのか、はっきりとした判断が欲しいところです。

以前は、設定欄にあるインデックスクローラが「スマートフォンgooglebot」であれば対応済みの証だとしていました。

ここだけ見れば、えるぺぐblogはMFI未対応になります。

今のところ特に通知などは来ていませんし、検索順位が下がったりもしていません。

PC版の検索順位とほぼ同じような順位がスマホ版でも出ています。

このままを維持する可能性も

何となくですが、GoogleはMFIへの移行作業を意図的に止めているのではないかとすら思ってしまいます。

MFI移行の動き自体が止まっているのなら、今後どんな改善を加えても変化は無いという事です。

そう思いたくはないのですが、数値が良いのにクローラーが変わらない理由がちょっと不明です。

なぜ無期限となったのか

MFIの期限が無期限延長になったのかについてはいくつかの理由があります。

依然モバイル準備が整わない

Googleはモバイル優先でインデックス登録ができないWEBサイトを常に分析しています。

それらは様々な問題が影響して、移行準備ができていない状態だとしています。

今だに移行準備が整わないWEBサイトを無視して、完全にMFIを実行する訳にはいかないという事です。

そこでこれらのサイトに配慮し、「準備が整うまで待つ」というのが今回のアナウンスですね。

新型コロナウイルスの影響で再度変更

期間の無期限延長を決めたのは、新型コロナウイルスも大きな要因です。

Googleは2020年の3月初旬に、全てのサイトがMFIに切り替えるまでの猶予期限を2020年9月にすることを発表しました。

それは新型コロナウイルスが蔓延し、世界中のほとんどの地域でロックダウンが始まる前でしたね。

ですので当然大きくその予定は変わってきます。それを受けてGoogleは2020年7月に、その期限を2021年3月に再延長しました。

本記事を書いている時点で2021年12月になろうとしていますから、既に予定は大きく過ぎている訳ですね。

まだMFI未対応のサイト管理者へ

Google Search Consoleへ登録を

Googleは、これらの対応が遅れたサイトにMFIへと切り替えても大丈夫な修正が加えられたら、徐々にMFIへと移行させていくとしています。

その告知はGoogle Search Consoleを通す事になります。

逆に言えばGoogle Search ConsoleにWEBサイトが登録されてないと、MFIへの移行切り替えの通知をする事ができません。

ですので通知を受け取る意味でも、Google Search ConsoleにWEBサイトを登録して欲しいとしています。

未対応であれば対応をしていく努力を

現在は相当数のWEBサイトがMFIに移行している事でしょう。SEOを考慮せずに運営できるWEBサイトはありませんからね。

しかし予算的な理由で未対応サイトがまだまだあるのも事実です(弊職の担当サイトの中にもあります)。

今回の期間無期限延長で時間の猶予ができた事自体は良かったと言えます。

準備ができていないなら今のうちに

今回はGoogleの温情によって取られた措置ですが、それもいつまで続くかはわかりません。

もし強引にMFIへと移行されたら、順位下落していた可能性もありますからね。

まだスマホ版対応ができていないWEBサイトは何とか課題をクリアして、MFIへの対応準備を進めましょう。

MFI対応状況のステータスが知りたい

ただ本Blogのように、MFIに対応しているのか否か迷っているサイト管理者も一定数いるはずです。

両方のクローラーが併用されている状態ですから、これで良いのかダメなのか是非が欲しいですね。

MFI専用の対応ステータス表示

カバレッジの様にMFI専用のステータス状況が出れば、大変便利だと思います。

未対応である事を認識している管理者にも、ステータスが出れば催促にもなりますしね。

すぐには難しくとも、この無期限猶予期間中に専用のステータスで表示してくれると嬉しいです。

はっきりさせたいポイント

サイトがMFIに移行済みか否かの明確な表示
MFIに移行できない原因部分の提示
条件は満たしているが単に移行していない理由

上記のいずれに属するのかは知りたいところです。

もちろん明確になったからと言って今の順位が爆発的に上がるとは思えないので、今のままでも問題が無い訳ではないんですけどね。

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