重要なテキストは太字にする方がSEOが向上するというお話

重要なテキストは太字にする方がSEOが向上するというお話

重要なテキストは太字にする方がSEOが向上するというお話

テキストを太字表示にする事はSEO上の効果があると発表されました。

強調する方法に指定は無く、ピンポイントで使えばSEO上有効です。

補助の役割なので、元々トピックと文章に関連性がある価値の高いページである必要があります。

太字テキストはSEO効果が高い

今回はSEOのコツに関する小ネタです。

コンテンツ内の重要なテキスト部分を太字にすると、SEO効果が高いと発表されました。

太字部分がある事で、コンテンツ内でアピールしたい事をGoogleが理解しやすくなるというのが理由です。

皆さんは記事や文章内に太字(bタグやstrongタグ)を使っていますか?

Googleのカンファレンスでの発言

2021年11月12日に「Google Search Central SEO」が開催されました。

「コンテンツ内の重要なテキスト部分を太字タグで囲む事はサイトのSEOに役立つ」

Googleの担当者:John Mueller氏がそう発言しています。

そこで太字のテキストを使用する際の様々な質問が投げかけられました。

主な質問

・それは純粋に文体としての目的か
・SEOの目的として利用できるのか
・bタグとstrongタグに違いはあるか

ここでMueller氏はまずは明確に、「SEOに役立つ」と答えています。

重要なテキスト部分を太字にする事で、Googleがコンテンツをよりよく理解できる補助になる事が要因としていますね。

メッセージをより明確にする目的

Googleは見出しや文章を把握する事で、太字などが無くても何に重きを置いているかはもちろん理解できます。

ただ太字のテキストはメッセージをより明確にする目的に使えるという事です。

しかしこれほど明確にタグがSEOに影響を与えると発言したのは珍しいですよね。

太字にする方法

HTML上で太字にする方法と言えば様々ありますよね。

・bタグ
・strongタグ
・CSSによる太字効果

一番下のCSSによる効果は、spanタグなどで囲ってそのspanに太字のスタイルを適用するパターンですね。

本ブログでもbタグやstrongタグは使わず、spanタグで囲って太字にしています。

実現の仕方ではなく、周辺との関連性

発言によると、それぞれによる効果に違いはないとの事です。

ですので太字の表現方法を変える必要は無さそうですね。

重要なのは太字をどう表現するかよりも、「太字にした部分と周辺文章との関連性」の方が重要だとしています。

Mueller氏の発言

So usually we do try to understand what the content is about on a web page, and we look at different things to try to figure out what is actually being emphasized here, and that includes things like headings on a page.
But it also includes things like what is actually bolded or emphasized within the text on the page. So to some extent that does have a little bit of extra value there, in that it's a clear sign that actually you think this page or this paragraph is about this topic here.
And usually that aligns with what we think the page is about anyway, so it doesn’t change that much.

この発言を日本語訳してみました。

日本語訳

通常Googleは、Webページ内のコンテンツが何を示しているかを理解しようとします。

セクションごとに実際にアピールされている部分を理解しようと、様々な箇所を調べます。

これには「見出し」はもちろんの事、実際に太字や強調されている部分も含まれます。

ページまたはセクションがトピックに関連性があると判断される場合に、太字部分にある程度付加価値がつきます。

つまりコンテンツの部分が既にトピックにきちんとマッチしている必要があるのです。

太字のテキストは部分的である必要がある

太字には、ページ上の文章セクションにおいて伝えたい事を「強調」する効果があるという事ですね。

記事全体において部分的に太字のテキストが存在する事で、Googleに強力なシグナルを送る事ができます。

しかしあくまでピンポイントでなければいけませんね。

全て覆っては意味が無い

全てアピールしたいからと言って、ページ上の全てのテキストを太字にしたりすると意味が無くなる訳です。

全て覆ってしまうと、強調されているところ・されていないところの区別がつきません。

ピンポイントで使われなければ、強調されないのです。

価値あるページはトピックと文章の関連性が高い

Mueller氏の発言からもわかりますが、あくまで主役はページの中心となる「トピックとコンテンツ」です。

基本的に価値のあるページの場合、トピックと掲載文章には大きな関連性があるはずです。

それを強調するため、部分的に太字タグ・強調タグで囲む事に意味があるという事ですね。

極端なお話、そのページは太字が付かなくても価値は高いのです。

まとめ:価値があるのではなく補助になる

Googleがページの意味を理解する「対象」ではなく
Googleがページの意味を理解する「補助」になるもの

つまりトピックと文章の関連性を一致させた上で使いなさいという事であり、太字タグ自体が価値を見出す訳ではないという事です。

あくまで補助であり、その域を超えたものでは無いと判断しておきましょう。

価値あるコンテンツを作る事ができれば、太字タグでそれを強調できるという結論です。

使っていなかった人は使いましょう。

しかし、太字タグがこれほどフィーチャーされるとは思っていませんでした。

これで記事を書く際に太字で囲むのは必須となりましたね。

基本的にはしっかりとしたコンテンツを作りつつ、太字を実践していく事になると思います。

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