
Wordpressの投稿をfacebookページに連動させる方法
プラグインを使って、Wordpressの投稿記事をFacebookの投稿に連動表示させる事ができます。
Jetpackはタイトルや画像・説明文を自動的に出す事ができます。All in one SEOはFacebookの投稿欄にページURLを張り付ける手動連動です。
自動連動のJetpackは便利ですが、Facebook上に出した表示の修正ができなかったり月30件以上が有料になる等のデメリットがあります。
Wordpressの投稿をfacebookページに連動させる
本記事ではWordpressの管理画面から入れた投稿記事を、Facebookに連動させる方法についてご紹介します。
Wordpressで記事を書いたら、Facebook上にタイトルと画像と説明文で表示できる様になる訳です。
これらの連動にはWordpressプラグインを使いますが、主に2つの方法があります。
それは手動連動と自動連動です。
手動更新か自動更新か
All in one SEOプラグイン…手動連動
Jetpackプラグイン…自動連動
Jetpackプラグインを使えば、Wordpressで投稿した記事が全自動でFacebookページに表示されます。
それに対しAll in one SEOプラグインの場合、Facebookページの投稿欄に記事URLを張り付ける必要があります。
違いは上記の貼り付けだけなので、Facebookに慣れている人は手動更新でも問題ないと思います。
頻繁に使わなかったり面倒な人は、Jetpackが合っているかも知れません。
自動更新プラグインのデメリット
Jetpackはたまに自動連動されなかったり、一度表示させた情報の編集が効かない等のデメリットもあります。
そのため、All in one SEOプラグインによる手動連動を採用している人も多いです。
Jetpackのデメリットについては記事の後半で説明しています。
手動更新のプラグインを使う
All in one SEOプラグインのインストール
まずはAll in one SEOプラグインをインストールします。
ガイダンス開始の画面
インストール直後は各種ガイダンスページが表示されますが、これは適当に進めてしまって構いません。
Wordpressの管理画面にいくまで、とにかく「保存して続行」を押しましょう。
カテゴリや利用するSEO設定など様々な事が聞かれますが、とにかく進めて下さい。FacebookのURLなども後から設定できます。
上記の画面になったらいよいよスタートです。
ソーシャルネットワーク設定
表示されたAll in one SEOのメニュー項目にある「ソーシャルネットワーク」をクリックしましょう。
FacebookのURLを入力
まずはソーシャルプロフィールのタブが表示された状態になっています。
一番上のFacebook Page URLの欄に、投稿を表示させたいFacebookページのURLを入力します。
Facebookタブの設定
次に一つ右隣りのFacebookタブを開きましょう。
デフォルトの投稿画像ソースの欄は、「デフォルトの画像」にしておきます。
ここで選択された画像は、投稿記事にアイキャッチ画像が入らなかった場合に使われます。
必ずアイキャッチ画像を入れるのであれば、先程選択した「デフォルトの画像」のところを「アイキャッチ画像」しても良いと思います。
このデフォルト画像は、アイキャッチ画像を入れ忘れた時などに表示されるので便利です。
投稿編集画面
では次に投稿記事の編集画面に進みます。
投稿記事の本文欄のさらに下に「AIOSEO設定」の見出しが表示されているはずです。
中を開いてSocialタブを開きましょう。
Facebook向けの設定
ここから各投稿記事ごとにFacebookにの表示を変更する事ができます。
Facebook向けのタイトルや説明文などを設定する事ができます。
イメージソース
さらにイメージソースの欄があり、ここが「デフォルトのイメージソース」になっています。
このままにしていれば、先程設定したデフォルトの画像が表示される訳ですね。
ここをアイキャッチ画像に変えれば、設定したアイキャッチ画像がFacebookの欄に表示されます。
設定が終わったら投稿記事の更新ボタンを押しましょう。
Facebookの設定
最後に手動設定となる部分です。
投稿記事のURLをコピーしましょう。
それをFacebookページの投稿欄に貼り付けます。
するとプレビューとして、先程Wordpress管理画面上に出ていたタイトルや画像・文章が表示されるはずです。
「投稿」を押せば、Facebookページ上の投稿に表示されます。
表示されたパネルの詳細をクリックすれば、Wordpressサイトの方に飛ぶようになります。
自動更新のプラグインを使う
では次に自動設定プラグインの紹介です。
Jetpackプラグインをインストールします。
Wordpress.comとの連携
JetpackはWordpress.comとの連携が必要になります。
Wordpress.comのアカウントを作成するか、Googleアカウントなどで連携する事も可能です。
Wordpress.comでアカウントを作成する場合は、メールアドレスとパスワードを設定しましょう。
Googleアカウントで連携するには、利用するGoogleアカウントのメールアドレスを設定します。
連携ができましたら、Jetpackが使える様になります。
Wordpress.comと連携する事でWordpress.comの専用の管理画面が使える様になります(Wordpressの管理画面とは別です)。それを通してFacebookとの連携が実施されます。
Jetpackの設定
Jetpackのメニュー欄内に「設定」の項目がありますので、それをクリックしましょう。
表示されたページから「共有」をクリックします。
「Jetpack ソーシャル連携」の欄で「投稿をソーシャルネットワークに自動共有」にチェックがついている事を確認しましょう。
その下にある「ソーシャルメディアアカウントを接続する」をクリックします。
そうすると、Wordpress.comの管理画面が開きます。
Facebookの紐づけ
Wordpress.comの管理画面が開いたら、左袖ツールメニューのConnectionsのページが開いているはずです。
Facebookとの接続
Facebookの欄にある「connect」ボタンを押しましょう。
既にログインしている場合は、Facebookアカウントを選択します。
そうでなければ、連動させたいFacebookアカウントのログイン情報を入力しましょう。
自分のFacebookページが表示されたら、改めてconnectボタンを押します。
連携に少し時間が掛かりますが、Wordpress.comを通してFacebookの連携ができました。
投稿記事を連動させる
では次にWordpress管理画面から、投稿記事の編集画面を開きましょう。
画面右欄にある公開(更新)ボタン上の付近に、jetpackソーシャルの項目ができています。
Facebook向け情報の編集
ここの「編集」リンクをクリックすると、カスタムメッセージを入れる事ができます。
さらにずっと下には、SNS画像のコーナーがあります。ここで選んだ画像がFacebookページ向けに表示されます。
記事の更新ボタンを押すと、自動でFacebookの方にも反映されるようになります。
反映されるのに、少し時間が掛かります。
Jetpackによる自動更新のデメリット
自動投稿となるこのJetpackですが、いくつかデメリットがあります。
記事の修正に対応しない
表示させたタイトルや説明文を、後からちょっと変えたい時ってありますよね。
実は自動投稿後、Facebookに表示されたタイトルや文面の変更はできません。
Wordpress上で投稿内容はもちろん編集できますが、カスタムメッセージは変更が効かない様です。
これはFacebook上の投稿をごみ箱に入れたり完全削除をしても同じです。
有料プランに変更する必要があるのかも知れません。
月30件以上は有料プラン
それから最近仕様変更があったようで、月30件を超える記事の自動投稿は有料となるようです。
【現在○○個の共有が残っています。さらに増やすにはアップグレードしてください。】
上記の様なガイダンスが表示されるようになりました。
これは記事を出し直しても都度カウントされますので、かなりシビアになると思います。
1日1件以上投稿していくのであればアップグレードをする必要があり、年間で¥15,000程度掛かります。
気兼ねなく無料で使いたいのであれば、回数無制限のAll in one SEOによる手動投稿が良いのではないでしょうか。