
WordやExcelをPDF保存するときに保存先を自動指定する方法
WordやExcelをPDF保存する際、「このPC」ではなく「OneDrive」が自動選択される場合があります。このままだと元ファイルの位置にPDF保存できません。
OneDriveから毎回「このPC」を選択すれば、元ファイルの位置に保存する事ができますが、毎回は面倒です。
オプションの保存メニューから「既定でコンピューターに保存する」の項目にチェックをつければ、毎回「このPC」が選択された状態になります。
PDF保存先をOneDriveから元ファイルの位置にしたい
今回は、WordやExcelで作ったデータをPDF保存する際の小ネタです。
PDFはAdobeのAcrobatなどが無くても、Officeの基本機能として保存ができます。
保存場所は基本「保存元のファイルと同じフォルダ位置」になるのですが、途中で設定が変わる場合があります。
保存先がOneDriveになる
Windowsの場合、一番多いのが「OneDrive」が指定されるケースです。
画像上のOfficeは黒バック背景になっていますので、見え方が違うかも知れません。
OneDriveの中に保存されると、もちろん元ファイルのある位置に保存はされません。
本記事では、保存先が変更された時に元ファイルの位置に戻す方法について紹介します。
PDF保存の仕方
まずはWordやExcelのデータをPDF保存する方法についておさらいしておきます。
データを開いた状態で、左上の「ファイル」から「名前を付けて保存」メニューを選びます。
名前を付けて保存で「PDF形式」を選ぶ
まず左袖にある保存場所が、「このPC」になっている事を確認しましょう。
「このPC」になっていれば、左の欄も元ファイルのある位置が指定されているはずです。
PDF形式を選択
上部のファイル形式の下向き▼から「PDF」を選択します。
PDFに名前を付けて保存する
PDFに選択した時、そのフォルダ内に既にPDFデータがあればそれが表示されるようになります。
ファイル名前は適当に変更して、保存ボタンを押しましょう。
PDFデータが別ウィンドウで表示されつつ、同じフォルダ位置にPDFが保存されます。
初期設定が「このPC」ではない場合
この名前を付けて保存の画面で、左の欄が「OneDrive-○○」になっていると、保存先がOneDrive内になります。
ふとした時に、毎回「OneDrive-○○」が選択されたままになる訳ですね。
都度「このPC」をクリックする事もできる
ここで「このPC」をクリックして変更すれば、元ファイルの位置に保存できる訳です。
ですが実際、毎回クリックして変更するのは面倒ですよね。
そこで最初から「このPC」が選択された状態になる様に、設定を変えます。
オプション設定
「名前を付けて保存」画面で、左袖一番下にある「オプション」をクリックしましょう。
保存のオプション設定
設定用の画面が表示されますので、左のメニュー項目から「保存」の項目を押します。
ブックの保存ページで、「既定でコンピューターに保存する」の項目にチェックをつけましょう。
その下にある「既定のローカルファイルの保存場所」の欄に何かパスが入っている場合は、パスを削除しておきます。
設定が済んだら右下にある「OK」を押しましょう。
これでファイルから名前を付けて保存を押すと、最初から「このPC」の欄が選択されているはずです。
これで元ファイルのあるフォルダ内にPDFが保存されるようになります。
途中でOfficeデータの保存先が変わった場合は、是非お試しください。