
ブラウザのシークレットモード(inPrivate ブラウズ)を開く方法についてまとめ
主要ブラウザのシークレットモードの開き方をまとめています。
設定クリック、ショートカット、アイコンクリックで直接開く方法など様々あります。
スマホでもプライベートモードが用意されており、設定ですぐに切り替えられます。
ブラウザのシークレットモード(inPrivate ブラウズ)を開く方法
ブラウザには通常モードの他に、シークレットモードを使った開き方があります。
この設定で開いたページの履歴はブラウザに残らないので、他の人に履歴を見られる事がなく安全に閲覧できます。
さらにキャッシュも残らないので、訪問サイトデータを元にした広告も反映されないです。
このモードの利用用途については本記事では割愛しますね。
主要ブラウザのシークレットモード紹介
全てのブラウザにこのモードが用意されています。
本記事では主要ブラウザである以下3つに関し、開き方をまとめてみました。
・Google Chrome「シークレットモード」
・Edgeの「inPrivate ブラウズ」
・Safari「プライベートブラウズ」
では早速いってみましょう。
Google Chromeのシークレットモード
まずはGoogle Chromeからです。
ブラウザ操作で開く
Google Chromeを立ち上げ、右上の「…」マークから「新しいシークレットウィンドウ」をクリックします。
これで黒バック画面のシークレットモードが立ち上がります(別窓)。
ショートカットで開く
普通のモードでGoogle Chromeを立ち上げます。
ブラウザが開いた状態で、キーボードの「Shift+Ctrl」を同時押しながら「N」を押します。
※Shift+Ctrl+N同時押しです。
この操作でもシークレットモードが別窓で立ち上がります。上記のショートカットを覚えればクリック操作より早いですね。
ただし必ず最初に通常ブラウザを開く必要がある点に注意です。
デスクトップアイコンから直接開く
上記の操作ではいずれも、通常ウィンドウとシークレットモードとが別々に開いた状態になります。
デスクトップ上のGoogle Chromeアイコンが2つ重なっていますよね。
人によってはこの様に2つ開いているのが気になる事もあるでしょう。
いきなりシークレットモードで開く
そんな時はブラウザアイコンをダブルクリックして、直接シークレットモードを開く事もできます。
これならマウス操作やショートカットを入力する必要すらありません。
履歴なんて最初から必要無かったり、2つアイコンが出るのが煩わしい人は以下の設定をお勧めします。
設定方法
Google Chromeのアイコンを右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。
開いた画面のショートカット欄にある「リンク先」にパス名が入っていると思います。
この末尾に半角スペースを入れて「-incognito」と追記しましょう。文字をコピーしてもらってOKです。
※記述は「-incognito」でも「--incognito」でも大丈夫です。
右下の「適用ボタン」を押すと、操作権限を聞かれるはずなので「続行」を押して「OK」して下さい。
設定後にあらためてGoogle Chromeアイコンをダブルクリックすると、最初からシークレットウィンドウで開きます。
この設定を解除する場合は、先ほどのプロパティ画面で-incognito部分だけ消して保存すればOKです。
Microsoft Edgeのプライベートウィンドウ
次にMicrosoft Edge(新Chromium Edge)での操作方法です。
ブラウザ操作で開く
Microsoft Edgeを立ち上げ、右上の「…」マークから「新しいinPrivateウィンドウ」をクリックします。
これでInPrivate ブラウズのウィンドウが別窓で立ち上がります。
ショートカットで開く
Microsoft Edgeを立ち上げます。
ブラウザが開いた状態で、キーボードの「Shift+Ctrl」を同時押しながら「N」を押します。
※Shift+Ctrl+N同時押しです。
この操作でもInPrivate ブラウズのウィンドウが立ち上がります。
ただし最初に通常ブラウザを開く必要があります。
デスクトップアイコンから直接開く
上記の操作でもChrome同様、通常ウィンドウとInPrivate ブラウズとが別々に開いた状態になります。
Microsoft Edgeのアイコンが2つ重なっているのが、2つ窓を開けている事の証です。
Edgeでも、ブラウザアイコンをダブルクリックした際に直接InPrivate ブラウズウィンドウを開く事もできます。
設定方法
Microsoft Edgeのアイコンを右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択します。
開いた画面のショートカット欄にある「リンク先」にパス名が入っていると思います。
この末尾に半角スペースを入れて「--inprivate」と追記しましょう。文字をコピーしてもらってOKです。
※記述は「--inprivate」でも「-inprivate」でも大丈夫です。
右下「適用」ボタンを押すと、操作権限を聞かれるはずなので「続行」を押して「OK」して下さい。
設定後にあらためてEdgeアイコンをダブルクリックすると、最初からInPrivate ブラウズが開きます。
この設定を解除する場合は、先ほどのプロパティ画面で--inprivate部分だけ消して保存すればOKです。
Safari(MAC)のプライベートブラウズ
次はMACのブラウザSafariです。これまで紹介した2つのブラウザとほぼ同じ操作になります。
ブラウザ操作で開く
Safariを立ち上げて、初期設定画面を表示させてください。
画面一番上にカーソルを合わせてメニューを表示させ「ファイル」をクリックしましょう。
開いたメニュー内にある「新規プライベートウィンドウ」をクリックしましょう。
すると検索窓の部分が少し黒くなった新しい初期設定画面表示されます。
これでシークレットモードが立ち上がりました。
ショートカットで開く
Safariを立ち上げます。
ブラウザ(初期設定画面でもOK)を開いた状態で、キーボードの「Shift+Ctrl」を同時押しながら「N」を押します。
※Shift+Ctrl+N同時押しです。
この操作でもシークレットモードが立ち上がります。
ただしこれまで同様、最初に通常状態のブラウザを開いておく必要があります。
Safari(iPhone)での開き方
これまではPC版の操作でしたが、次はスマホ版Safari(iPhone)での操作です。
プライベート設定
Safariを開き、右下の「タブ」ボタンをタップしましょう。閲覧中のWEBページがサムネイル表示されているはずです。
一番下に「〇個のタブ」と書いてある部分がありますよね。
※開いているタブの数によって〇個の数表示が違います。
ここをタップして、メニューから「プライベート」をタップしましょう。
そうするとプライベートブラウズモードと薄書きされた画面になります。
先ほど「〇個のタブ」と書いてあった箇所が「プライベート」になっているのがわかると思います。
この状態がプライべートモードであり、ここから開くWEBサイトは全てプライベートモードで開きます。
通常モードに戻すには
右下のアイコンを押してサムネイル表示にし、下の「プライベート」の表記をタップしましょう。
すると、プライベートにチェックが付いているのがわかります。
これを「〇個のタブ」にすると通常の状態に戻ります。
プライベート時の表示
プライベート設定時は、ページ下に「ドメイン名-非公開」と表示されています。
これで自分がプライベートモードで見ているのかどうかがわかります。
上から下へのスクロール中は常に表示されていますが、逆に下から上へスクロール中は見えなくなるので注意して下さいね。
いつでもプライベート状態から始める事ができる
Safari自体を閉じてもこのチェックが付いている限り、最初からプライベートで開く様になります。
常にプライベートにしておきたいなら、このままにしておきましょう。
通常時とプライベート時のタブは独立
通常の状態で開いていたWEBページのタブと、プライベートで開いているタブはそれぞれ独立しています。
例えば通常モードでいくつかWEBサイトを見ていて後からプライベートにした場合、それまで開いていたブラウザのサムネイルは消えますが、裏で残っています。
プライベートから通常状態に戻ると、元のサムネイルが出現しますので安心して下さいね。