Gmailの様々な検索方法を紹介したい

Gmailの様々な検索方法を紹介したい

Gmailの様々な検索方法を紹介したい

Gmailアプリの一番の特徴はその豊富な検索機能です。検索ボックスの隣のアイコンをクリックすると専用の検索パネルが表示れます。

完全一致・添付ファイルあり・日付範囲・件名・未読・ラベルなど様々な検索が可能です。

パネル上からほとんどの検索ができますが、演算子を使ったコード表記でも検索する事ができます。

Gmailの検索パネルについて

Gmailの上部には>「メールを検索ボックス」(以下:検索ボックス)がついています。

基本的には、この検索ボックスに検索ワードを入力してメールを抽出する訳ですね。

Gmailはこの検索能力が魅力のアプリと言って良いでしょう。

本記事では様々なGmailの検索方法について紹介します。

検索パネル

Gmailの検索ボックスのアイコン

Gmailでは検索ボックス右端のアイコンをクリックすると検索パネルが表示され、様々な検索ができる様になっています。

検索パネル

検索パネル

・送信元
・送信先
・件名
・キーワード(を含む)
・キーワード(を含まない)
・サイズ
・日付(期間)
・メールの種類
・添付ファイルの有無

それぞれの項目欄にキーワードを入れる事で検索できるようになっています。

検索履歴の表示・削除

検索履歴の表示

検索ボックスにカーソルを入れると、これまでの検索履歴が表示されます。

検索履歴

検索履歴の削除

それぞれの検索履歴にカーソルを合わせると「×」マークが出てきますので、それをクリックすると検索履歴を消す事ができます。

カーソルを合わせた時に出る×マーク

1件消すと前の履歴が1件表示される

検索履歴1件を消したあと再度検索ボックスにカーソルが入ると、それまで見えていなかった過去の履歴が表示されます。

最大表示件数は6件程度なので、履歴を一つ消せば7番目だった履歴が1つ現れる訳ですね。

PC番では一括削除はできないので1件ずつ削除となりますが、スマホ版のGmailアプリなら検索履歴の一括削除ができます。

検索を元に戻す場合

一度行った検索結果を解除する場合は、以下の2つの方法があります。

・ブラウザの「前に戻る」矢印を押す
・Gmailタイトルをクリック

「前に戻る」をクリックすると、1つ前の検索結果に戻りますので抽出状態を遡れる訳です。

Gmailのタイトルをクリックすると、リセット状態に戻ります。

コード入力による検索

Gmailでは「検索演算子」と呼ばれる単語や記号を使用した様々な検索をおこなう事ができます。

ここでは主に使う検索入力表記についてご紹介します。

完全一致検索

完全一致検索とは、入力したキーワードと完全に一致する語句のみを表示します。

通常のキーワード入力の場合「キーワードの同義語」も検索結果に含まれます。

ですので本来は不必要なメールまで候補に表示してしまいます。

完全一致検索を掛ければ、そうした同義語による曖昧なメールが含まれなくなります。

例えば「lpeg.info」のキーワードで完全一致検索したい場合、検索ボックスに"lpeg.info"と入力してEnterを押します。

完全一致するキーワードで抽出した状態

単語を""で囲むのがポイントです。

そうすると「lpeg.info」の語句に完全一致するメールのみが表示されます。

タイトル(件名)検索

例えば「過去28日間」を含む件名のメールのみ検索したい場合は、「subject:過去28日間」と入力してEnterを押します。

検索した件名でメールを抽出した状態

これにより件名に「過去28日間」と入るメールのみが表示されます。

添付ファイル検索

添付メールを検索する場合、は「has:attachment」と入力してEnterを押します。

添付ファイル付メールのみ抽出した状態

そうする事で、添付ファイルが付いたメールのみが抽出されます。

星マーク付きの検索

星マークを付けたメールのみを検索する際は、「has:yellow-star」と検索しましょう。

星マークのついたメールのみ抽出した状態

has:「使用している★の色」-star とするのがポイントです。

ラベル付きの検索

各ラベルに名前を付けて、それらを振り分けている場合があります。

例えば「Google」のラベルを検索したい場合は「label:Google」と入力してEnterを押します。

これにより「Google」ラベルの付いたメールのみが表示されます。

日付で検索

例えば2022年4月1日のメールを検索したいとします。

その場合は「after:2022/4/1 before:2022/4/2」と入力してEnterを押します。

そうすると指定した日付にヒットしたメールのみが表示されます。

特定日付で抽出した状態

もしくは「newer:2022/4/1 older:2022/4/2」の書き方でも可能です。

期間で検索

次は2022年4月1日から2022年4月29日までの範囲に入るメールを検索したい場合です。

先程と同じ形で「after:2020/4/1 before:2020/4/30」と範囲を入力してEnterを押します。

これで指定した範囲日付にヒットしたメールのみが表示されます。

日付の範囲選択で抽出した状態

この時終了日の日付指定は、4/29ではなく4/30になります。

ここを4/29としてしまうと、4/29に届いたメールが含まれません。

もしくは「newer:2022/4/1 older:2022/4/30」の書き方でも可能です。

未読メール検索

未読メールのみを検索したい場合は「is:unread」を入力してEnterを押します。

未読メールのみを抽出した状態

そうすると未読状態のメールのみが表示されます。

アドレス検索

メールアドレスを検索したい場合は、メールアドレス(contact@lpeg.info)を入力してEnterを押します。

検索メールアドレスでメールを抽出した状態

これで入力したメールアドレスを含むメールのみが表示されます。

送信元検索

例えば送信元として「Google Search console」が含まれるメールを検索したい場合です。

「from:Google Search console」と入力してEnterを押します。

送信元の名称でメールを抽出した状態

これにより送信元に「Google Search console」を含むメールのみが表示されます。

複合検索

今回紹介した検索記述は、2つ以上で同時に検索する事ができます。

例えば「とある一定期間内にある」「添付ファイルのついた」メールを検索する場合は以下の様にします。

after:2022/1/1 before:2023/1/1 has:attachment

記述と記述の間に「半角スペース」を入れて検索を掛けます。

連絡先検索

では次にメールではなく、連絡先の検索をする方法を紹介します。

アプリメニューから連絡先のアイコンをクリック

左上にあるGoogleアプリのメニューボタンから、「連絡先」のアイコンを選択しましょう。

連絡先が抽出された状態

そうするとGmailとは別窓で連絡先アプリ(Googleコンタクト)が開きます。

上部の検索ボックスに「検索したい連絡先」を入力してEnterを押します。

これで連絡先情報が抽出表示されます。

この時Gmailの方は別窓になっているので、すぐに元に戻れます。

検索のショートカットキー

小ネタですが、検索がしやすくなるショートカットがあります。

歯車マークからすべての設定を表示ボタンをクリック

左上にある設定アイコン(歯車のマーク)をクリックします。

展開したメニュー上部の「すべての設定を表示」のリンクをクリックしましょう。

設定画面が表示され「全般」のタブが開いいると思います(違う場合は全般タブを開きましょう)。

キーボードショートカットをONにした状態

画面をかなり下にスクロールして「キーボードショートカット」を「ON」にします。

画面の一番下まで移動して「変更を保存」ボタンを押せば、有効化されます。

ショートカットキーで検索する

上記のショートカット設定を済ませておくと、キーボードの「/」を押す事で、検索ボックスに自動でカーソルが入ります。

これで検索ボックスをマウスでクリックしなくとも、すぐに検索が始められますね。

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