Bing map businessへの登録する方法
Bingの検索エンジンでも地図情報ビジネスを登録するためには、Bing map businessを利用します。
Bing map businessではGoogleマイビジネスの登録情報をインポート・同期させる事ができます。
情報を編集した場合、郵送されるPINコードの情報を入力しなければなりません。
Bing検索でもマップビジネス情報を掲載したい
先日Bingの検索エンジンで会社名で検索した際、会社の外観写真と違う写真が映っているとクライアントより指摘されました。
保守契約は結んでいるのですが、正直Bingのマップ情報までカバーできていませんでした。
急遽、Bing検索でGoogleマイビジネスの様に会社情報を登録する事になりました。
自動的にある程度の情報を網羅して登録してくれている
そもそもBingでは、Googleマイビジネスの様なアカウント登録を全くしていません。
しかし検索すると、既にその会社に関するある程度の情報は表示されています。
たまたま写真が違うだけで、自動的に情報は拾っている訳ですね。
HP内の写真には違いない
事の発端となった「違う写真」も、よくよく見るとそのWEBサイトに掲載されている建物の写真でした。
※不動産関係の会社様だからです。
こういった事からも、ある程度自動的に拾っていると言って良いでしょう。
Bing map businessのアカウント開設
この外観写真を差し替えるため、Bing map businessへアカウント登録をしていきます。
上記サイトに入り、まずは左上の言語選択から「日本語」を選択しておきましょう。
隣にある「サインイン」から入ります。
様々なアカウント登録方法がある様ですが、今回は右の欄から「Microsoftアカウント」を使ってログインします。
利用方法の分岐
メールアドレスとパスワードでログインすると、大まかに2つの方向性が出てきます。
・Googleマイビジネスに既に登録しているデータを持ってくる
・新しくビジネスを追加登録していく
今回は既にGoogleマイビジネスに登録済みの会社様なので、上のパターンで進めていきます。
新規の場合は1件ずつ作っていくだけです。
Googleマイビジネスからのデータインポート
Googleマイビジネスから引っ張ってくるにあたり、Googleアカウントへのログインが必要になります。
Googleマイビジネスを登録しているアカウントのGmailとパスワードを入力します。
すると「bingplaces.comがGoogleアカウントへアクセスをリクエストしている」と表示されますので「許可」を押しましょう。
上記の様なGoogleマイビジネスアカウント内のロケーショングループが表示されますので、必要な項目を選択します。
インポート内容の画面が表示されたら、右下の「Go to dashbord」をクリックします。
上記のような画面が表示されたらインポート完了です。これがダッシュボードTOP画面となります。
ビジネス情報を編集する
既にGoogleマイビジネスのデータが中に入っている訳ですが、編集をする方法を紹介します。
表示された項目の会社名をクリックすると、その会社の登録情報が表示されます。
元が英語サイトだからかも知れませんが、表示されている外観写真が指摘を受けた写真とは違うものでした。
おそらくきちんと外観写真を登録し直せば、表示されるものと判断しております。
上記の「編集する」の部分を押します。
編集できる項目
編集できる項目は以下の内容です。
・住所
・カテゴリ
・追加のビジネスの詳細
・TEL
・写真
・営業時間
Googleマイビジネスと同じ情報が登録されているので問題は無いはずですが、あえて変更する際は注意が必要です。
住所
「市」のフィールド欄が必須になっているので、市の名が入る様に書き換えが必要になります。
ここを入れないと次のアイコンを押す事もできず、先へ進めなくなります。
英語なので住所表記が逆順になる事も注意です。
カテゴリ
「事業のセグメント」と「カテゴリ」を決定します(いずれも必須です)。
それぞれ隣の「ブラウザ」をクリックすると、一覧の中から選択する事ができます。
英単語を検索して探す事も可能です。
追加のビジネスの詳細
ここではそこに実店舗があるのか伺う事ができるのかにチェックを付けれます。
そしてさらに「ビジネス」なのか「プロフェッショナル」の選択もできます。
TEL・写真・営業時間
この項目ではEメールなどのメールアドレスやURLを入れる事ができます。
写真と営業時間については、大体イメージ通りの編集をする事ができます。
操作パネルが見にくい
縦に長い編集ページを縮小した図
各項目はタブ形式ではなく、縦に長い編集ページになっている事がわかります。
基本的には上部にある横並びのアイコンで編集項目を変えるようになっていますが、ページ自体は遷移しません。
押したアイコンに応じて縦長ページ内の表示内容が変わるだけので、該当箇所までスクロールしていく事になります。
右下に「次へ」のボタンもありますが、かなり下の方にあるので初見だと操作に困るかも知れません。
どこか一か所でも情報を編集すれば、一番下の「次に」というボタンが押せる様になります。
設定の反映
編集が終了したら、最終的に情報を反映させなければなりません。
編集を済ませて「営業時間」のアイコンを押し、一番下までいくと右下のボタンが「参加する」に変わります。
「参加する」を押すと「ビジネスを確認してください」の画面が表示されます。
「ビジネスを確認してください」の画面
今はPINコードの郵送しか方法はない
現在はPINコードの郵送しか方法がない様ですので「今すぐ確認」を押しましょう。
すると郵送でPINコードを送る旨の小窓が表示されます。
どれくらいでPINコードの郵便物が来るのかは不明ですが、待つしかありませんね。
ダッシュボードTOP画面
PINコードの郵送後
ダッシュボードTOP画面に戻り、ステータスが「確認中」と表示されます。
隣のアクション欄にある「検証を確認する」を押すと、PINコードの入力欄が出てきます。
PINコードが届いたら、その情報を入力する事で反映されます。
PINコードの郵送前の場合
たまにダッシュボードTOP画面のステータスが「確認は開始されていません」と出ている事もあります。
これは確認用のPINコードを送る前の状態を指しています。
その場合はリンクをクリックし、先ほどの「ビジネスを確認してください」の画面を出しましょう。
改めて「今すぐ確認」を押して、PINコードを郵送させなければなりません。
Googleマイビジネスと同期
そもそもGoogleマイビジネスで、以前からビジネス情報の登録はしてありました。
Bing map businessも同じようなマップビジネスですから、極論Googleマイビジネスと同様の情報が出れば問題は無い訳です。
ですのでGoogleマイビジネスと同期させる方法が一番かも知れません。
同期の方法
画面左の「Googleマイビジネスと同期」ボタンを押します。
上の様なGoogleマイビジネスに進む小窓画面が出てきます。
まずはGoogleアカウントにログインしましょう。
先ほどと同じように「bingplaces.com が Google アカウントへのアクセスをリクエストしています」画面が出ますので「許可」を押します。
同期したいリスティング項目の「同期を開始」ボタンをクリックします。
「同期しました」と表示されたら完了です。
これで会社名でGoogle検索した時に表示される情報と同じもの(写真も含め)が、Bingでも表示されるはずです。
反映までしばらく待つ必要があります。