
画像の一括リサイズ・複数画像の縮小ソフトのおすすめ(RalphaMini)
RalphaMiniは複数画像を一括してリサイズできるおススメのソフトです。操作も簡単でリサイズ速度が速く便利です。
専用フォルダにリサイズ画像を保存できますし、画質も遜色ありません。
モニター枠・表示枠に応じた画像を複数準備してページの表示速度を向上させましょう。
必須となる画像のリサイズ(縮小版)準備
端末ごとに最適化された画像が必要
一昔前まで画像は、特定の1サイズで他のページでも使い回す事が多かったのですが、今はその様にはいきません。
レスポンシブルデザインのWEBサイトがデフォルトになった現在、PC用・スマホ用とで写真を使い分ける事が多いです。
PC版とスマホ版とではディスプレイが違う訳ですから、端末に最適化された画像を表示するべきです。
SEOのために画像を最適化する
そしてWEBページの読込速度がSEO上非常に重要な要素になった事も原因の一つでしょう。
特にブログなどたくさんの画像を表示するサイトだと、画像の読み込みに時間が掛かるとWEBページ自体のレンダリングに時間が掛かります。
スマホだと特にその傾向が顕著に出ますよね。
特にサムネイル表示の位置に元サイズ画像をそのまま設置しているのはよくありません(キャッシュを考慮しない場合)。
ページの表示速度が高いWEBサイトはGoogleの評価が高く検索に有利とされています。
画像を最適化してページの表示速度を少しでも向上させる事が、現在のSEOのトレンドなのです。
ですのでSEOの視点からも、画像の作成と同時に表示枠に応じてデータ容量を抑えた縮小版を用意する必要があります。
複数の画像を一括でリサイズしたい
Wordpressではメディアに追加をした時点で様々なサイズパターン(サムネイル向けなど)の画像が別途保存されます。
自動的に生成されたリサイズ画像
この画像のリサイズ加工は一つ一つやるのは実に面倒な作業です。一つ一つやっていたのではらちが明きません。
そこで本記事では作成した複数の画像を一括でリサイズ(サムネイル用に縮小)させるおすすめソフトをご紹介します。
おススメリサイズソフト:「Ralpha」
詳しい経緯は抜きにして、画像を一括で縮小できるソフト「Ralpha」がおすすめです。
既に作成してあるたくさんの画像を一括で特定の横縦サイズに変換して、特定のフォルダに出力する事ができます。
操作が簡単、かつその速度がものすごく速い。これは便利!
ダウンロード・インストール
以下のサイトからダウンロードしましょう。
下記はWindows版ですが、本ソフトはWindowsもMACもダウンロードや操作は同じです。
URL:窓の社「RalphaMini」
64bit版か32bit版を選択してください。
専用のダウンロードページへ飛ぶので、「今すぐダウンロード」を押します。
インストーラーがダウンロードされてくるので、起動します。
インストールはガイダンスに従って押すだけで完了します。
RalphaMiniの画面
サイズ指定
追加ボタン
上部のところで横縦のサイズ値を選択する訳ですが、「追加」ボタンを押すと選択値以外に自由なサイズを選択に追加できます。
「追加」を押すと小窓が表示され、任意のサイズを指定する事ができます。
削除ボタン
表示されているサイズを削除できます。
押すとすぐに消えてしまうので、左に表示しているサイズに気を付けましょう。
大体使う縦横サイズは決まっている事が多いでしょうから、よく使うサイズを登録しておきましょう。
輪郭強調
輪郭強調の初期値「30」ではちょっとシャープ過ぎますし、ファイルサイズも大きくなりがちです。
ファイルサイズが大きくなっては意味がないので、ここで輪郭強調は「0」でいいと思います。
出力ファイル名
フォルダを作成する
ここにつけた名前のフォルダ内にリサイズ画像が入ります。
連番にする
元画像の名前に関係なく数字をつけて「連番」扱いにできます。
接頭辞・接尾辞をつける
画像の先頭か末尾に英数字をつける事ができます。
リサイズ後の画像名について
縮小した後の画像名については以下の機能があります。
・画像の名前は統一で変更(具体的には、名前の先頭か末尾に半角英数字を付ける)する事ができる
・画像の名前は変更しなくてもOK
・画像名を連番にする事もできる
特定のフォルダに入れておけば、同じ画像名にしていても問題ないですし、あえて連番にしたり名前を変えたりする必要がありません。
本来の画像フォルダ「img/」に対し、サムネイルは「img/thumb/」などに保存して読込をすれば良いのですから、逆に管理しやすくなります。
出力フォーマット
画像はJPGとPNGのみに対応しています。GIF画像は含まれていない様です。
品質について
品質は「90」のままで問題はありません。
Exif情報
画像のリサイズ時にExif情報は消えますが、チェックを付けておけば情報を残す事ができます。
RalphaMiniによるリサイズ操作
画面を見た限りではドラッグ&ドロップする場所が無いように思うかもしれませんが、パネル上に強引に画像をドラッグするだけです。
RalphaMiniのパネルが全てドロップの対象範囲になっているので、ソフトの上ならどこでもいいのです。
画像を複数とにかく選んで、RalphaMiniのパネルに落としてみましょう。
リサイズされた画像が指定場所(元ファイルか指定ファイル)に生成されます。
リサイズが完了すると、所要時間がRalphaMiniのパネル下に表示されます。
出力ファイル名で注意する事
画面上の出力ファイル名の欄で、フォルダを作成するにチェックを入れていた場合(初期はresize)リサイズされた画像は全てその中に入ります。
フォルダはその縮小させる元画像が入っている区画内に新規に作られます。
リサイズ元画像フォルダ内に自動作成
例えば画像フォルダが「images/」の場合、作成フォルダは「images/resize/」の形で自動で作られます。
フォルダを作成にチェックを入れておくか、接頭辞・接尾辞「rs_」「_rs」を付けるようにしましょう。
もしここで全ての項目にチェックを入れていないと、縮小時に元画像を上書きしてしまうので注意して下さい。
接頭辞・接尾辞は自由に変更できるので、ご自身のルールで文字を追加すれば、同じフォルダ「images/」内に入れてもいいと思います。
まとめ
実は意外とめんどくさいとされる画像の縮小ですが、この様なアプリを使えば非常に簡単ですね。
100枚単位の枚数でもかなり高速で処理してくれるので、一回で大量に変換したい時はもってこいのソフトです。
いつも使う画像サイズに設定しておけば、パパっとドロップするだけで簡単に使えるので重宝する事間違いなしです。
さらにWin・Macの両方で同じように使えるのも嬉しいところですよね。
もしリサイズのアプリで悩んでいたらRalphaMiniはおすすめです!