PWAがビジネスに及ぼす影響(PWA化だけでユーザーを見込み客化し売上UPへ)

PWAがビジネスに及ぼす影響(PWA化だけでユーザーを見込み客化し売上UPへ)

PWAがビジネスに及ぼす影響(PWA化だけでユーザーを見込み客化し売上UPへ)

PWAはネイティブアプリとWEBの中間に位置する最新ハイブリッドアプリケーションです。

ビジネスへの一番大きな影響・メリットは、PWAを利用してもらうだけで見込み客へと誘導できる点です。

サイトをPWA化するだけで、商品やサービスを改善したりする事なくユーザーの顧客満足度が高まり、売上上昇が見込めます。

最大限の効果を上げるための計測ポイント

・アプリの表示速度の測定
・インストール状況の測定
・プッシュ通知の測定
・アプリ導入前と後の利益の測定

PWAを導入して最大限の効果を上げるために上記ポイントの計測が必須です。

PWAは最新WEB技術の集合体

PWA(Progressive Web Apps)とは

PWAとは「Progressive Web Apps」の略で、ネイティブのスマホアプリとWEBサイトの中間に位置するアプリケーションを指しています。

WEBの最新技術をフル稼働して作られた、WEBとネイティブのハイブリッドアプリケーションと言えます。

PWAの主要な特徴

WEBサイトの高速表示

例えばあなたのサイトをPWA化すればWEBサイトがより速く表示されるようになり、それにより高い信頼性を誇る事ができます。

インストール可能

あなたのサイトをインストール可能にすれば、顧客がホーム画面またはアイコンから直接サイトに簡単にアクセスできるようになります。

スマホ画面に常に常駐する事で、顧客の関心を維持する事が可能です。

プッシュ通知

プッシュ通知機能などの新しいAPIにより、ユーザーへパーソナライズされたコンテンツを情報発信できるメリットを生み出せます。

モバイルにおけるユーザーニーズをPWAが解決

PWAは顧客のニーズを解決します

Googleがサービスを作る時に守るべきルールは「ユーザーに焦点を合わせれば、他はすべて従う」事だとしています。

ユーザーを第一に考えるにあたり、顧客のニーズは何かを探り、WEBサイトのPWA化を通してどのようにその価値を提供するかがポイントになります。

まずはモバイルにおけるユーザー調査が基本になりますが、興味深いパターンが発見されています。

モバイル端末におけるユーザーの動向調査

モバイルの遅延は多大なストレス

ユーザーはモバイル端末での読込遅延や不通状態を嫌います。

モバイルページの表示遅延によって引き起こされるストレスレベルは尋常ではないとされています。

アプリダウンロードは避けたい傾向

スマホユーザーの50%はアプリをダウンロードしたくないため、閲覧や買い物をするときに会社のモバイルサイトを使用する率が高いとされています。

ストレージを気にしてアンインストール先を選ぶ

アプリをアンインストールする主な理由の1つは、ストレージの空きを確保したいためです。

インストールされているPWAは通常1MB未満です。

常に情報はスマホから

スマホユーザーは、製品に関連する情報を提供しているモバイルサイトから商品購入する可能性が高いです。

スマホユーザーの85%はモバイル通知が有用であるとしています。

このようなユーザーニーズを解決へと導く一番の特効薬が「WEBサイトのPWA化」です。

モバイルサイトの課題

これからのWEBビジネスは、下記の様なモバイルサイトに関する課題に対してどれだけ対応できるかが決め手になるでしょう。

PWA化による対応状態に応じてそのビジネスの成功確率は高まります。

課題となるポイント

・商品検索や購入により多くの時間を費やしているユーザーへの対応
・見込み客の直帰率を減少させる
・コンバージョン率を向上させる
・より多くのリピーターを確保する

ほとんどのPWAプロジェクトではモバイルコンバージョン率が高くなり、多くのPWA成功事例を出しています。

PWAを導入した企業の実績変化

実際にPWAを導入した企業は、目覚ましい成果を上げています。

導入企業事例

Twitter

TwitterはPWA化によりセッションあたりのページ数が65%増加し、ツイートは75%増加し直帰率は20%減少しました。

しかしアプリのサイズ自体は97%以上減少させる事に成功しています。

日経

日経はPWAに切り替えた後、オーガニックトラフィックが2.3倍、サブスクリプションが58%、毎日のアクティブユーザーが49%増加しました。

Hulu

Huluは、ネイティブデスクトップアプリをPWAに置き換え、リピートアクセスが27%増加したとされています。

このように、ユーザーに好まれるWEB体験をPWAにより提供するだけで、顧客満足が高まり実績が伸びている事がわかります。

最新のWEB機能を使用してネイティブアプリのような機能と信頼性を提供できれば、ビジネスで成功できる可能性が高い訳ですね。

WEBサイトの高速化が及ぼすビジネスへの影響

PWAによる高速WEBサイトは大きな影響を与える

デロイトデジタルの最近の調査によると、ページ速度はビジネス指標に大きな影響を与えることがわかっています。

表示が早いWEBサイトに対してユーザーはそれだけで満足し、一定の信頼性を持つ事がわかっています。

つまりユーザーにとって重要な「顧客満足度の上昇」は、サイトの速度を最適化する事で簡単に実現できるのです。

とにかく「高速化」する方法を探り、修正すべき最も重要な課題のみに優先順位を付けて下さい。

速度の測定と進捗の監視

速度の最適化に取り組む時は、適切なツールとデータを使用して頻繁にサイトの速度を測定し、その進捗状況を監視するべきです。

例えば「Lighthouse」を使用してデータ測定し「Core Web Vitals」のスコアが「良好」であるなど、明確な目標数値を決定しましょう。

毎日の測定と「速度の価値」の方法論を活用すれば、速度が向上した事による変化の影響のみを分離して、速度向上作業によって生み出された分の収益が計算できます。

速度UPによる成功事例:Ebay

「Ebay」は2019年に表示スピード向上を企業目標にしました。

彼らはパフォーマンスバジェット、クリティカルパスの最適化、予測プリフェッチなどのあらゆる手段を使い、アプリの表示速度向上を図りました。

それにより検索ページの読み込み時間が100ミリ秒改善されるごとに、カートへの追加数が0.5%増加したという報告をしました。

ロード時間を100ミリ秒改善する事により、Ebayのカートへの追加カウントが0.5%も増加したとは驚くべき報告結果です。

インストール可能なWEBサイトが及ぼすビジネスへの影響

ユーザーにPWAをインストールして欲しいのはなぜでしょう?

それはいつでもどこでも簡単にWEBサイトへアクセスできるようにするためでしょう。

PWAのインストールはワンクリックでその全てがシームレスに行われ、アイコンがある限りユーザーが離れることはありません。

常にユーザーの目の届く範囲に顔を出す

インストールすればユーザーはホーム画面のアイコンからワンクリックで起動したり、アプリを切り替えている時にアプリトレイに表示したり、アプリの検索結果から見つけたりできます。

PWAはデバイスの使い慣れた画面からアクセスできる事に加え、ネイティブアプリとまったく同じように起動します。

さらにアプリスイッチャーや設定などのネイティブデバイスサービスのメリットもあります。

インストールユーザーは上質な見込み客

PWAをインストールするユーザーは、最も頻繁に接触するユーザーになる可能性が高く、通常の訪問者よりも成果が出やすい性質を持っています。

つまりインストールをさせるところまで持っていく事自体が、見込客の育成につながると言えます。

Android・iOSなどのモバイルユーザー内でインストールが促進される様な工夫が必要です。

もちろんPWAがインストールにおける基本条件を満たしている必要があります。

インストール誘導をあらゆるプロセスで実施

PWAインストールの促進を開始したら、インストールユーザーの数と、PWAの使用状態を測定する必要があります。

サイトをインストールするユーザーの数を最大化するには、さまざまなプロモーションメッセージが必要です。

「1秒でインストール」「便利なショートカットがあります」などのうたい文句を、ヘッダーバナーやインフィード広告など様々な場所でテストしましょう。

目標到達プロセスにおける様々なステップで試行して、最大限に効果の高いベストプラクティスを生み出すべきです。

インストール時のユーザープロセス

「インストールを行う操作」はユーザーが最も繊細になるところです。

インストールされれば見込み客になる訳ですが、インストールを途中でやめる事もあります。この動作を慎重に調査するべきです。

ユーザーが離脱するケースや定着率を改善するため、インストール状況を次の4つの方法で測定します。

インストール行動におけるプロセス数

・インストールが可能なユーザーの数
・インストールボタンをクリックしたユーザーの数
・インストールを承認および拒否したユーザーの数
・インストールに成功したユーザーの数

インストール調査は全てのユーザーにせず、少数のユーザーグループに限る事で慎重なアプローチがおこなえます。

数日または数週間もすれば、ビジネスへの影響を測定するためのデータが溜まるはずです。

インストール後のユーザー動向

インストールされたショートカットから訪れるユーザーは次にどのような行動を起こすのか?

WEBサイトをさらに巡回するのか、或いはまた別の行動を起こすのか?

これを知る事も大切です。

具体的な調査方法

ユーザーがスタンドアロンモードであるかどうかを確認します(インストールされたPWAの使用状況を示します)。

PWAをインストールしたユーザーをセグメント化し、appinstalledイベントやJavaScriptを使用する事でその辺りが調査できます。

さらにこれらをGoogle Analyticsのトラッキング変数またはディメンションとして使用する事も出来ます。

インストール状況調査事例:Weekendesk

Weekendeskのケーススタディは、インストール状況を調査するに値する非常に興味深いデータです。

インストール前より後の方が成約率が高い

報告によると、まずはそのインストール率を最大化するため、WEBへアクセスした際に2ページ目でアプリのインストールを促しました。

インストール後ホーム画面のアイコンから戻ってきたユーザーは、そのままのユーザーより滞在を予約する可能性が2倍以上高かったそうです。

つまり直接WEBを訪問した時ではなく、一度アプリをインストールしてアイコンから再訪問した時の方が、成約率が2倍以上高いという事なのですね。

プッシュ通知が及ぼすビジネスへの影響

WEBプッシュ通知を使用すると、ユーザーはお気に入りのサイトからのタイムリーな更新に遭遇できます。

適度にカスタマイズされた関連コンテンツで効果的に再度接触させる事ができます。

ただしここで注意が必要です。

いきなり通知は嫌がられる

ユーザーにいきなりWEB通知にサインアップするように要求すると、怪しいと判断されユーザーに悪影響を及ぼす可能性があります。

通知を促す時は自然な流れが必要です。例えば在庫切れの商品などの関連する情報を通じて受け入れを促して下さい。

ユーザーの内側にずけずけと入っていく様な態度は嫌われます。

プッシュ通知導入目標の測定

プッシュキャンペーンの効果を測定するには、目標到達プロセス全体を測定する必要があります。

・プッシュ通知の対象となるユーザーの数
・カスタム通知UIプロンプトをクリックしたユーザーの数
・プッシュ通知許可を与えたユーザー数
・プッシュ通知を受け取るユーザーの数
・通知を利用したユーザーの数
・通知からのユーザーの変換と関与

しかしうまく使えれば、プッシュ通知はモバイルとデスクトップのユーザーに大きなビジネス価値をもたらします。

これにより繰り返しアクセスすることが増え、結果として売り上げとコンバージョンが増加するのです。

プッシュ通知事例:Carrefour

例えばCarrefourは、放棄されたカートを使用してユーザーを再誘導することでコンバージョン率を4.5倍にしました。

WEBプッシュ通知に関する優れたケーススタディは他にもたくさんあります。

信頼できるWEBサイトのビジネスへの影響

エリアによってはネットワークが貧弱なところがある

ユーザーがオフラインのときに提供される「Chrome Dino」ゲームアプリは、月に2億7千万回以上プレイされているそうです。

これは特にインド、ブラジル、メキシコ、インドネシアなどのモバイル市場において大きな成長余地があるエリアにおいて顕著に数値が出ます。

つまりこういったエリアでは、ネットワークの信頼性が大きく影響することを示しています。

ネイティブアプリにおける一般的な思い込み

アプリストアからインストールしたネイティブアプリを起動させる場合、ユーザーはインターネットに接続しているかどうかに関係なくアプリが開くと思っています。

それはPWAも例外ではありません。

しかしハイブリッドアプリである以上、ネット接続も必ず必要な部分があります。

この場合少なくとも、ネットワーク接続なしではアプリを利用できない事をユーザーに知らせるために単純なオフラインページを提供する必要があります。

オフライン時にいかに有益なコンテンツを提供できるか

ですのでオフライン中でもユーザーの興味を維持する意義のある機能や手段を検討しましょう。

例えばチケットや搭乗券、おすすめ買い物候補リスト、コールセンターの連絡先情報、ユーザーが最近表示した記事やレシピなどの情報は提供できますね。

オフライン中のユーザー状態の計測

信頼性の高いコンテンツを実装したら、オフライン中の状態を測定しましょう。

・オフラインになっているユーザーの数と地域
・ネットワークが復旧したときにWEBサイトにとどまっているか

オフラインの使用状況は、ユーザーがオフライン又はオンラインになった時の分析用pingを記録する事で測定できます。

これによりネットワークが復旧した後、何人のユーザーがWEBサイトを閲覧し続けているかがわかります。

回線が切れて中断されたユーザーもオフライン中に滞在し続ければ、回線が戻った時にその67%がサイトを閲覧し続けるという報告データがあります。

まとめ

以上PWAの特徴とそれが及ぼすビジネスへの影響をご紹介しました。

PWAは一連のベストプラクティスと最新のWeb APIを活用しており、ビジネスの具体性と優先度に応じた個別の実装が可能になっています。

PWAは最先端のWEBアプリケーション

PWAはネイティブアプリでもありますから、全てのユーザーに対しフレンドリーな機能が導入されています。

そしてWEB上の広範囲な世界で効果的なリーチを与える事ができるという意味で、最先端のWEBアプリケーションと言えます。

そして何よりビジネスへの一番大きな影響となるのは、PWAを利用してもらう事で見込み客へと誘導できる点です。

商品やサービスを改善したりする事なくユーザーの顧客満足度が高まり、売上上昇が見込めるのです。

一日も早く迅速なPWA化をおこない、WEBサイトの近代化を加速する事をお勧めします。

アプリ開発を頼む場合

PWAアプリ開発を業者に頼む場合、ユーザー調査および稼働調査ができるところに頼むべきです。

ユーザーにどのような機能が最も価値をもたらすかを調査し、それをアプリ開発者に提供しましょう。

その上で以下の測定が必要になります。

・アプリの表示速度の測定
・インストール状況の測定
・プッシュ通知の測定
・アプリ導入前と後の利益の測定

こういった項目を正確に測定することを忘れないで下さい。

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