iPhoneなら声でカメラシャッターを押せますよ(音声撮影)

iPhoneなら声でカメラシャッターを押せますよ(音声撮影)

iPhoneなら声でカメラシャッターを押せますよ(音声撮影)

iPhoneで声でカメラアプリのシャッターを押す音声撮影ができます。

ポイントは、発生する「語句」をローマ字表記で書く事です(日本語の場合)。

言葉が認識されずに発声してもシャッターが押されない場合があるので、言葉を色々変えてみましょう。

iPhoneなら音声でカメラシャッター撮影ができる

本記事ではスマホカメラ撮影時に、「声」でシャッター撮影する方法をご紹介します。

音声で撮影操作ができれば、手振れや指でシャッターボタンを押しずらい時に非常に重宝しますよね。

一度機能を設定しておけば、いつでも使う事ができます。

標準搭載の機能ではない

基本的にiPhoneには、そもそも音声撮影機能はありません。

ですので指で押さないのであれば、セルフタイマーなどの機能を使う事になりますね。

しかし今回の操作をしておけば、iPhoneでも音声撮影ができるので大変便利です。

特別にアプリなどを入れる必要は無く、従来の機能を活用する事で実現できます。

前もってトリガーとなる「音声」を登録し、「任意の場所をタップする」アクションを登録します。カメラ起動時にそのフレーズを発声する事でアクションが実行され、シャッターボタンが自動で押される仕組みです。

早速ご紹介していきましょう。

音声コントロールをONにする

まずはホーム画面から、歯車の「設定」アイコンをタップしましょう。

アクセスビリティ

一覧をスクロールして「アクセスビリティ」をタップします。

音声コントロール

再度スクロールして「音声コントロール」を探してタップしましょう。

音声コントロールをON(初回のみ)

音声コントロールはOFFの状態

一番上にある「音声コントロールを設定」の欄を押します(今はOFFになっていると思います)。

音声コントロールガイダンス

音声コントロールガイダンス

次の画面で「続ける」をタップし、次の画面でそのまま「終了」をタップします(この操作は初回1回のみです)。

これで音声コントロールの欄がONになったと思います。

コマンドをカスタマイズ

コマンドをカスタマイズ

ONになったのを確認したら、すぐ下にある「コマンドをカスタマイズ」をタップしましょう。

新規コマンドを作成

一番上にある「新規コマンドを作成」を押します。

新規コマンドで3つの項目を登録する

ここで3つの項目を登録していきます。

・語句
・アクション
・App

発音語句の登録

「語句」フィールドに言葉を入力

まずは一番上の「語句」の入力フィールドです。ここに撮影時に発生する言葉を入力します。

わかりやすい言葉をローマ字表記で

ここが一つポイントで、入力する文字に日本語対応がされていません。

ですので日本語を登録する場合、ひらがなや漢字入力ではなく「ローマ字表記」で入力する必要があります。

例えば撮影時の音声を「えるぺぐ」や「にっこり」という言葉にするのであれば

・erupegu
・nikkori

と読み方に忠実な、アルファベットのローマ字読みで表記する事になります。

英訳ではなく、あくまで読みをそのままローマ字にする様に注意して下さい。

・lpeg…×
・eupegu…〇

音声認識がされにくい事がありますので、なるべく単純な日本語にしましょう。それか発音できる簡単な「英単語」でも良いと思います。

アクションの登録

アクションをタップ

入力したら、そのまま続けて下の「アクション」をタップしましょう。

カスタムジェスチャーを実行

上から2番目にある「カスタムジェスチャーを実行」をタップしましょう。

シャッターボタンの出現位置にマークを付ける

次の画面で、カメラ起動時の「シャッターボタンが出る位置」を押します。

カメラシャッターの位置をタップする

画面はカメラモードではないので当然シャッターボタンはありませんから、何もないところを押す事になります。

ポイント

ポイントはカメラのシャッターボタンが出る位置部分を調べておいて、そこを押す事です。

念のため、一度カメラを起動させてボタンの位置を前もって確認すると良いでしょう。

ボタン位置にあらかじめ付箋を貼っても良いと思います。

タップするとその部分が青く光ってグレーの跡マークが付きますので、どこを押したのか認識しやすいはずです。

※この操作には時間制限があります。

保存をタップ

マークが付いたら右上の「保存」をタップします。

新規コマンドをタップして戻る

カスタムジェスチャを実行にチェックが付いている事を確認して、左上の「新規コマンド」から前の画面に戻りましょう。

カメラアプリの選択

Appをタップ

最後は「App」の選択です。App欄を押しましょう。

カメラアプリをタップするとチェックが付く

ズラッとアプリが並んでいますので「カメラ」アプリを選択しましょう。アプリにチェックマークが入ります。

一番上まで戻って、左上の「新規コマンド」を押して前の画面に戻ります。

これで3つの項目登録までが終了しました。

新規コマンドの保存

・語句には発生する言葉の「ローマ字表記」
・アクションは「カスタムジェスチャを実行」
・Appは「カメラ」

前の画面に戻ったら上の3つが登録された事になります。

保存をタップ

右上の「保存」をタップしましょう。

これで音声撮影機能の登録(カスタム登録)が完了しました。

撮影テスト

では早速、先ほど登録した音声でカメラ撮影ができるかどうか確認してみましょう。

カメラアプリを開いて、まずは先ほど設定した音声を喋ってみます。

するとカメラのシャッターが押されて撮影されるはずです(ちょっとだけタイムラグがあります)。

撮影される寸前、シャッターボタンの位置に先ほど登録した「グレーのマーク」が出るのがわかると思います。

一度設定をしておけば、ボタンを気にせずに簡単にカメラ撮影ができるので大変便利ですよね。

セルフタイマー設定をする必要も無くなるのではないでしょうか。

喋ってもカメラが撮影されない場合

声を出してもカメラが撮影されない場合は以下の項目を確認してみましょう。

・登録した語句の「ローマ字表記」が間違っている
・発音が聞き取りにくい
・別の日本語にする、発声しやすい英単語にする

※英単語を入れた場合は発音に注意しましょう。

通常は音声コントロールをOFFにしておこう

この音声撮影機能は、今回設定した「音声コントロール」がONになっている時のみ有効です。

設定がONなのかOFFなのかは、時刻表示のマイクマークで確認ができます。

時刻表示の隣にマイクマークが付く

音声コントロールがONになっている間は、ホーム画面左上の時刻表示の隣にマイクのマークがついています。

手動で音声コントロールをON・OFFする

カメラを使わない時は「音声コントロール」をOFFにしておきましょう。

音声コントロールをOFFにするには、これまでの手順通り「設定」から「アクセスビリティ」をタップします。

次に「音声コントロール」を探してタップしましょう。

OFFにするとマイクマークも消えます

上の音声コントロールの欄をOFFににすると、マイクマークも消えます。

OFFにしても先ほど登録した機能は消えないので、いつでも使えます。

Siriを使ったON・OFF

いつでもON・OFFにできる訳ですが、毎回設定からアクセスビリティを開くのは少々面倒です。

そんな時はSiriを起動して、「音声コントロールをOFF(ON)にして」と話せば、簡単に切り替える事ができます。

音声コントロールのON(OFF)のガイダンスが表示されます。

カスタマイズしたコマンドを編集する場合

発生する言葉を変えるなど、登録済みの設定を編集したい場合を紹介します。

音声が認識されない場合には、「語句の登録し直し」が必要になりますよね。

これまでと同様の手順で、「設定」→「アクセスビリティ」→「音声コントロール」→「コマンドをカスタマイズ」まで進みましょう。

カスタムをタップ

コマンドをカスタマイズのページ上部の「カスタム」をタップします。

入力した語句部分をタップ

先ほど登録した「語句」のアルファベット表記があるので、それをタップします。

編集をタップ

先ほどの新規コマンドのページへ来たら、右上の「編集」をタップしましょう。

ここで語句・アクション・Appの3項目の変更ができます。

先述しましたが上手く撮影されない場合がありますので、その時はいろいろ単語を変えてみて下さいね。

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