iPhoneでWEBサイトの画像イメージが表示されない時に試してほしい事
iPhoneでWEBサイトの画像イメージが見えない場合は、画像の遅延読み込み設定を許可していない可能性があります。
Safariの設定メニューからExperimental Features(英語)の設定を確認してください。
「Lazy Image Loading」をONにすると画像が見えるようになる場合があります。
iPhoneでWEBサイトの画像イメージが表示されない
最近iPhone(Safariブラウザ)でWEBサイトを見たときに、突然画像が表示されない事がありました。
何も設定は変えていないのに、ある時から突然映らなくなった様子。
よくよく見ると、映るWEBサイトと映らないWEBサイトとがありましたね。
私の場合は今回紹介する操作で画像が表示される様になったので、是非参考にして下さい。
ポイント
要はWEBページの画像に「画像遅延読み込み」設定がされている場合、それを許可するかどうかがポイントになります。
これが原因の場合、許可の設定をおこなえば表示される様になるはずです。
※この設定をしても表示されない場合は、他の方法をお試し下さい。
画像遅延読み込みとは
画像遅延読み込みとは、WEBページを開いた時に最初から全ての画像データを読み込まないための工夫です。
WEBページを開いた時ではなく、画面枠に画像が入ってから読込がされる仕組みですね。
後から読込がされる事から「遅延読み込み」と呼ばれます。
最初から全ての画像を読み込む必要はない
例えば1つのWEBページに10枚の画像が掲載してあったとしましょう。
例えばスマホでそのページを開いた時、当たり前ですが最初から10個の画像は見えていませんよね。
スクロールして初めて画像が表示枠内に入ってくるのです。
ですのでWEBページの表示直後は、最初のメインイメージを含む1つ2つが表示されていれば、問題ない事になります。
処理量を減らす事でユーザーストレスをなくす
最初から10個を全て読み込もうとすると、ページによっては処理に時間が掛かる場合があります。
処理に時間が掛かるという事は、それだけ「WEBページが開くのが遅い」訳です。
表示されるのが遅いのは、ユーザーをイライラさせる一番の原因とされているのですね。
画像遅延読み込みは、表示速度向上の一つ
一気に画像を読み込むのではなく、必要時に随時読み込んでいく事で処理負担の軽減・表示速度UPをする事が狙いです。
WEBページが早く表示される事で、ユーザーストレスをかなり軽減できることがわかっています。
最近はWEBページの表示速度を向上させるため、この画像遅延読み込みの機能を導入しているのです。
WEB画像が映らない理由
iPhoneでWEBページの画像が見えない場合は、この画像遅延機能が働いている可能性があります。
iPhoneで画像遅延読み込みを「許可」していないとその画像は表示されない様です。
設定を切り替えれば、画像遅延読み込みの画像も表示されるようになります。
※iosのバージョンアップ後などに起こりやすい様ですね。
iPhone設定操作の仕方
それでは操作方法をご紹介します。まずはiPhoneの設定アイコンをタップしましょう。
並んだ項目の中で「Safari」(方位磁石のアイコン)をタップします。
一番下付近に「詳細」のメニューがあるのでそれをタップします。
一番下付近に「Experimental Features」という英語のメニューをタップしましょう。
見出しは「実験的なWebKitの機能」となった設定ページが表示されます。ここは英語のメニュー項目がアルファベット順に並んでいます。
この中で「Lazy Image Loading」を探すため、「L」(エル)の段を探しましょう。
「Lazy Image Loading」の隣の設定がOFF(グレー)になっているはずなので、ON(緑)にします。
これで設定は完了です。
まとめ
これで今まで見えなかった画像が見えるようになったのではないでしょうか。
画像遅延読み込みの設定がOFFになっていたため、この機能を利用している画像が映らなかったのですね。
この方法でも画像が見えない場合はキャッシュの問題の可能性もありますので、別の方法を調べてみて下さい。