Google広告の検索パートナーを非表示にする方法
Google広告の検索パートナーサイトへの広告を停止する方法をご紹介しています。
検索パートナーとはGoogleのパートナーとなっている外部のWEBサイト群の事を指します。
別サイトでのキーワード検索時にもGoogle広告が表示されており、その割合も知る事ができます。
Google広告の検索パートナーを非表示にしたい
今回は小ネタの紹介です。
自分のサイトやクライアントサイトのPRのため、日頃からGoogle広告を使っています。
Google広告が表示される媒体には様々ありますが、主に以下の3つです。
広告ネットワークの種類
・google.co.jpサイトの検索結果一覧
・検索パートナーサイト上
・ディスプレイネットワーク
Google広告は単純にGoogle検索結果ページ上以外にも、様々なところで表示されるのです。
Google検索
まずは一般的なGoogle検索での広告表示です。
Googleで目的の検索キーワードが入力された時に、上部や右エリアなどに広告が表示されます。
検索パートナーサイト
それから次が検索パートナーサイトです。
Googleの傘下の「別サイト上」で検索されたキーワードに対し、広告表示されるものです。
このパートナーサイトにはYoutubeは含まれていません(別枠になっています)。
ディスプレイネットワーク
ディスプレイネットワークとは、本ブログの様に第三者サイトの広告枠上に表示されるものですね。
これは関連性のあるユーザーに対して表示される場合がほとんどです。
リマーケティング
中には一度WEBサイトを訪問したあと他社サイトを見ていると、さっき見ていたサイトの広告が表示される事ってありますよね。
あれがまさに追っかけ広告(リマーケティング)と呼ばれるものです。
非表示にする方法
本記事では純粋なGoogle検索結果ページ上の広告に絞るため、検索パートナー広告を非表示にする方法をご紹介します。
Google広告の管理画面を開きましょう。PCでの操作を前提に進めていきます。
非表示にしたい広告のキャンペーン名を選択
画面左端の黒いエリアから、検索パートナー広告を非表示にしたい「キャンペーン名」をクリックします。
もし左端にキャンペーン名のリストが出ていない場合は、ページ上部にある「表示を切り替える」アイコンを押しましょう。
そうすると左や上にメニューがズラッと出てくるはずです。
広告グループ名ではなくキャンペーン名を押す事
キャンペーン名を押す際は「虫眼鏡のアイコン」の付いた大きな見出しの方をクリックしてください。
これがキャンペーン名です。
その下にある見出しは「広告グループ名」であり、それぞれのキャンペーン名の下に設置されています。
間違って「広告グループ名」を押してしまうと、その後の案内が変わってきます。
設定をクリック
キャンペーン名をクリックしたら、その一つ右隣にあるメニューから「設定」をクリックします。
すると以下の様な画面が表示されます。
ここからキャンペーン名の編集や目標設定、地域や言語、予算調整や表示のON・OFFなど、様々なものを設定する事ができます。
この画面上にある「ネットワーク」を選択します。
ネットワーク
この欄には以下の2つの欄があります。
・検索ネットワーク
・ディスプレイネットワーク
上が検索パートナー広告の欄で、下が第三者サイト上の広告枠やリターケティングの欄になります。
検索ネットワーク
登録したキーワードと関連性の高い語句で検索が行われた時、Googleの検索結果の横や他のGoogleサイト上に広告が表示されます。
Youtube広告はこの中には含まれません。
ディスプレイネットワーク
検索ネットワークと同じ費用またはより少ない費用でコンバージョン数を簡単に増やすため、第三者サイトの広告枠上に表示される広告です。
例えば本ブログ「えるぺぐblog」はこの第三者サイトになりますね。
チェックを外す
つまり上の検索ネットワーク欄にある「Googleパートナー広告を含める」のチェックを外せば、非表示になります。
ここからいつでも付け外しはできるので、予算や反応に応じて適宜ON・OFFにする事ができる訳ですね。
チェックを外す事により、広告はGoogleサイト検索オンリーになります。
Google検索広告とパートナー広告の割合
広告予算を管理する中で、Googleでの自然検索上の広告とGoogleパートナーサイト上の広告のどちらが高いのかは知っておく必要があります。
今回とあるクライアントのサイトでは、Google検索が6割・パートナー検索が4割でした。
そこで思い切ってパートナー検索を切ってみて、どのようになるのか知る事が目的でした。
いくらパートナー検索が多くても、制約に結び付かないのであれば仕方ありませんからね。
概要から確認する
改めて対象となる「キャンペーン名」を左端から選択しましょう。
そしてすぐ右隣りのメニュー欄の一番上にある「概要」をクリックします。
様々なパネルが表示されますが、その中で「ネットワーク」の項目欄に両者の大まかな費用割合が表示されます。
先ほど言った「6割と4割」というのがまさにここでわかりますね。
広告グループから確認する
一番上の「概要」ではなく、下にある「広告グループ」からもより詳細な割合が表示されます。
検索パートナー以外に、Youtubeでの検索やYoutube動画広告などの割合も、下の方に別途集計されています。
割合から何を知るか
もし本家Google検索の割合が高いなら、検索パートナーの方はOFFにしても良いかも知れません。
しかし今回の様に6割4割だと判断に困ります。ですので一時的に切って反響を確認したかったわけです。
予算効率を上げる事が重要であり、少ない費用で最大の効果を上げるための試行の一つです。
検索パートナーとは
補足までに検索パートナーとはどのようなものを指すのかまとめておきます。
検索パートナーサイトとは、Googleと提携して検索結果に広告やリスティングを掲載する検索ネットワークのサイト群を指します。
上記は、価格ドットコムWEBサイトで検索をした際に表示される広告の例です。
このようにGoogle以外の多数のWEBサイトで、検索された際に広告が表示される訳ですね。
検索パートナーのサイトでは上の画像の様に、検索結果ページ、サイトディレクトリページ、検索クエリと関連性の高いページ等に広告が表示されます。
検索パートナーサイト例
・livedoor
・BIGLOBE
・goo
・OCN
・aol.jp
・価格.com
この様に様々なサイトがGoogle傘下に入っている訳ですね。
自分のPRサービスが検索される可能性があるかどうか
自分のPRする商品・サービスを上記サイトで探して欲しい場合は、検索パートナーへの広告表示にチェックを付けておくべきでしょう。
逆に関連性が薄いのであれば、チェックをOFFにしてGoogle検索のみに絞った方が良いと思います。
この辺りを先ほどの「ネットワーク」の割合で知る事ができます。割合が多いならばそれだけ見られている事になります。
結局は試しに広告を出してみないと、割合の集計データは分かりません。
検索パートナー自体をOFFにしていても、「特定のこのサイトだけは表示する」或いは「除外する」という選別も可能になっています。