PCのウィンドウ操作、窓を画面の半分ずつに並べる方法

PCのウィンドウ操作、窓を画面の半分ずつに並べる方法

PCのウィンドウ操作、窓を画面の半分ずつに並べる方法

WindowでもMACでも、ウィンドウを左右に半分ずつきれいに分割して表示させる事ができます。

分割操作はキーボードでもマウスでも可能です。

ウィンドウは4分の1サイズにもできるので、大画面1小画面2の3パネルなども実現できます。

ウィンドウを半分ずつ広げて効率化を図る

本記事ではPCの画面操作・作業がしやすい様に、モニター画面のちょうど半分ずつに窓を割り振る方法をご紹介します。

効率化を図るために、同時に別々のアプリ操作をする場合がありますよね。

窓を左右に並べて、それぞれが見える様に(重ならない様に)されているのではないでしょうか。

自動的に半分半分になる

その際、ウィンドウを任意サイズに調整して並べる必要はありません。

今回は2つ(或いはそれ以上)の窓を余白ゼロで半分ずつに並べる方法についてご紹介します。

この操作には、キーボード操作とマウス操作とがあります。

基本的にはマウス操作(キーボードから手を放す操作)をしなくて済む様に考慮された機能ですね。

キーボードで窓を半分ずつ表示させる(Windows版)

YoutubeとOutlookが表示された状態
YoutubeとOutlookが表示された状態

まずは画面に複数のウィンドウを並べましょう。開いているソフトは何でも構いません。

左側のウィンドウを選択した状態で、Windowsキー+左矢印キーを押します。

Youtube画面が左半分を占める

すると左半分にウィンドウが敷き詰められましたね。ここで一旦キーから手を離しましょう。

手を離すと、Outlookの窓(とそれ以外)が右に並びます。

左右を半分ずつシェアした状態

その状態で右側のウィンドウ(今回はOutlook)を選択すると、残り右半分が敷き詰められます。

今回は複数の窓がある場合の画像を紹介しています。2つの窓しかない場合は残りのエリアに1つしか窓が表示されないので、それを押すだけです半分ずつになってくれます。

どちらからスタートでもOK

この操作は反対から始めても同じです。

右半分に広がった状態

いずれかの窓を選択してWindowsキー+右矢印キーを押すと、右半分に敷き詰められます。

キーを離すと左のウィンドウ一覧が並ぶので、どれかをクリックするとそれが左半分に敷き詰められます。

これで左と右のウィンドウを選んで、広げて操作する事ができますね。

操作中迷わない様に

ポイントはWindowsキーと矢印を押した後、一旦キーボードから手を離す事です。

敷き詰めている最中であれば、残りの空いているエリアに「それ以外の窓一覧」が表示されます。

窓の一覧が出ていない時は敷き詰め作業中ではなく、単に窓が任意に広がっているだけとわかります。

広がっていない反対エリアに窓が小さく表示されているかどうかで判断しましょう。

半分にした画面を元に戻す

次はこれまで紹介した方法で左右に並べた窓を、元に戻す方法です。

まずは左右どちらかのウィンドウを選択します。

その選択した窓に対して以下のいずれかの操作をする事で敷き詰めが解除されます。

左窓ならWindowsキー+右矢印キーを押す
右窓ならWindowsキー+左矢印キーを押す

反対側の窓を選択して先程と逆のキーを押せば、もう一つの窓も元のサイズに戻ります。

もう一度広げたい側の矢印キーを連続で押すとまた広がります。左右の矢印を押して試してみましょう。

機能の効果中も窓は固定されてないので、ウィンドウ見出しをドラッグすれば動かせます。

応用技

4分の1分割もできる

ここまで左右に窓を分割する方法をご紹介しましたが、窓は4分割にする事もできます。

左上4分の1になった状態
左上4分の1になった状態

ウィンドウをWindowsキー+左右矢印キーでどちらかに広げ、手を離さずに以下のいずれかを押しましょう。

Windowsキー+上矢印キー
Windowsキー+下矢印キー

仮に左半分に窓がある場合

上矢印を押せば、左上の4分の1に縮まります。
下矢印を押せば、左下の4分の1に縮まります。

左右の矢印と上下の矢印操作は連続で行いましょう。手を離した場合は、もう一度窓をクリックしてから操作します。

3パネルも可能

この4分割を応用し、一つのウィンドウを右半分に、残りの2つを左半分の上下に並べる事もできます。

3パネルによる分割

優先したいアプリに画面半分を使い、残りを上下で分けたい場合ですね。

この3パネルは作る順番によって多少操作が違います。

大きなパネルから作る場合

一番大きく広げたい窓と先ほどの手順でどちらか半分に広げます。

さらに2つ目の窓を一つ選択すると自動でもう半分に広がりますね。

ここで続けてWindowsキー+上下矢印キーを押すと、2枚目の窓が4分の1の位置に移動します。

ここでキーボードから手を離してください。残りの窓一覧が出ます。

ここから一つの窓をクリックすると、残りの4分の1の位置にはまってくれます。

小さなパネルから作る場合

最初から4分の1窓を作ってしまうと、キーボードから手を離しても残りの窓の一覧は出ません。

あらためて窓を任意にクリックして、敷き詰める方向キーを押す必要があります。

この時敷き詰めた窓は解除されないので安心して下さい。

4分の1を2つ上下に並べた後にキーボードから手を離せば残りの窓の一覧が出る様になります。その一覧から窓を選択するだけで残りの2分の1が埋まります。

上下の矢印キーについて

ウィンドウをクリックして、いきなりWindowsキー+上下矢印キーを押すと窓のサイズが変化します。

押す前の窓の状態にもよりますが、基本的には以下のローテーションで変化するようになっています。

最大化状態
任意サイズ状態
最小化

左右矢印キーを組み合わせると、様々な位置に動いてくれるので試してみましょう。

マウスで窓を半分ずつ表示させる(Windows版)

では次に、マウスでPC画面を半分ずつ表示する方法を紹介していきます。

半分ずつの状態

まずはウィンドウを左半分に寄せる手順です。

タブをマウスでドラッグ

敷き詰めたいウィンドウの「タブ部分」をマウスで押しっぱなしにしましょう。

窓を左へ移動

その状態でPC画面の「左端」にマウスカーソルが当たるまで、窓を移動させます。

青い円が広がる様なアクションが起きますので、マウスを離しましょう。

半分に広がった状態

そうすると画面半分になってくれます。

右端に寄せる場合も同様で、マウスカーソル自体が右端にあたるまでウィンドウをドラッグして移動させましょう。

移動させるコツ

この様に移動させるにはコツがあります。

画面端にくっつけるのはマウスカーソル

まずどこまで移動させるか、それは押しっぱなしの「マウスカーソル自体が画面端にくっつくまで」です。

ウィンドウ自体の端ではなく、マウスカーソル自体が端に触れるまでです。

ですのウィンドウ自体がモニターから隠れる程、かなり移動させる必要があります。

移動させる場所

この時移動させる端の位置があまり画面の上端に近いと、半分になってくれません。

画面の上端に充ててしまうと、最大化されてしまいます。

窓自体を少し下に下げて、モニター上部に余裕を作って画面左端にマウスカーソルを当てましょう。

そうするときれいに半分になってくれるはずです。

残ったの窓枠の操作

キーボード操作時と同様に残り半分の窓一覧が表示されるので、クリックすれば残り半分に広がってくれます。

マウスでは4分の1の分割はできませんので、キーボードを使って下さい。

マウスで半分ずつ表示した画面を元に戻す方法

では最後に、半分ずつ表示した画面をマウスで元に戻す方法です。

半分ずつの状態で窓が並んでいるとします。

ウィンドウヘッダーをドラッグして下に落とす

ウィンドウヘッダー部分をドラッグして下にずらせば、元のサイズに戻ります。

もう片方も同様にバー部分をドラッグして下にずらすだけで元に戻ります。

MACでの操作について

ここまでWindowsの操作紹介でしたが、Macでも画面を半分ずつに表示できます。

Macには「Split View」という標準搭載の機能があり、Windows同様の操作ができます。

操作方法

ウィンドウが並んでいる状態で、片方の窓の緑色のマークを長押ししましょう。

すると後ろの背景が青くなります。

マークを長押ししたまま左端までドラッグして離すと、画面が左半分に敷き詰められます。

残り半分の窓

反対側の窓にカーソルを合わせると背景が青くなりますので、窓をクリックすれば右半分に広げられます。

左右どちらから始めても大丈夫です。

3つ以上のウィンドウがある場合、1つを片方に寄せると、Windows同様に残りの窓が一覧になります。

敷き詰めたい窓を1つクリックすると広がります。

MACで半分にした画面を元に戻す

左右を敷き詰めた状態で、片方の窓上部にカーソルを移動させるとメニューバーが表示されます。

その中にある緑色マークをクリックすると、ウィンドウが元に戻ります。

反対側の窓を選択し、同様に上部にカーソルを移動させるとメニューバーが表示されます。

同様に先程の緑色マークをクリックすれば、ウィンドウが元に戻ります。

全ては緑色のボタンマークをドラッグ・クリックする事でコントロールできるようになっています。

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