パソコンデータ復旧業者を選ぶ5つのポイント(ハードディスクデータの取り出し)

パソコンデータ復旧業者を選ぶ5つのポイント(ハードディスクデータの取り出し)

パソコンデータ復旧業者を選ぶ5つのポイント(ハードディスクデータの取り出し)

データを取り出す場合は、データを取り出し専門業者(少ない)を探しましょう。その際悪徳業者に注意してください。

他業者と比較させないように仕向けてきますが、毅然とした態度で決めましょう。

普段からデータを置いている位置は把握しておくと便利です。

データは100%復旧できるものではないので、それでも買い取るかどうか決める必要があります。

今回の経緯

5年使っていたデスクトップパソコンの電源がとうとう付かなくなってしまいました。

結構前からすぐに電源が入る場合と入らない場合があったのですが、何回かボタンを押しているとそのうち電源が入っていたので、そのままにしていた訳です。

丁度一昨日も何とか電源が入ってくれたのですが、それが最後の起動(警告)になりましたね…。

データのバックアップが取れていないので、データの取り出し復旧とパソコン購入・設定に昨日一日を費やすことに。

電源が付かない場合の対処法(待機電源の放電)

電源が入らない時の対処法を一例紹介しておきます。

電源ボタン長押し

電源が付かない場合はいったんケーブル系を全て抜いて、電源ボタンを15秒から20秒押し続けます。

これにより待機電源の放電がおこなわれるそうです。待機電源が溜まっていると起こりやすい様ですね。

その後電源コードを指して電源を改めて入れると、解消する事が多いそうです(DELLのパソコン)。

結果電源は入らず

しかし今回はこれをやっても電源は付きませんでした。

しかし今まで電源が入ってくれていたのは、何度か電源ボタンを押していた事が待機電源の放電につながっていたからかも知れないですね。

何にしてもバックアップが取れていなかったのは自分の責任です。反省をしております。

パソコンデータの取り出し業者を探す

今回はパソコンの復旧ではなくは新調する事にしました。

特別なPC環境を構築していた訳ではないからですね(もちろんソフト設定は必要ですが)。

問題となるのはPC内のHDD内データです。

理想はHDDデータ内全取り出し

あらゆるクライアントのWEBデータ制作素材が入っていましたので、これは何としても取り出す必要があります。

設定情報等一部クラウド上に置いていたデータもありましたが、HDDは壊れていないはずなので理想は全て抜き出したい訳です。

とにかくネットで近くの業者を検索します。

「検索1位」を信頼するのみ

検索上位から5位以内にある業者へ問い合わせをしていきました。

最終的に検索結果が1位で最初に問い合わせをした業者(場所もすぐ近く)に決定します。

検索上位の業者だけあってどこも問い合わせが多く忙しい様でした。

1位の人は最初、電話に出ませんでしたし「スケジュールが詰まってて今日明日は無理」という業者もいました。

不安がない訳ではない

検索結果が1位である事は素晴らしい事ですが、これでも私は一応SEO業者です。

「検索結果1位」イコール「サービス品質も1位」ではない事は重々承知しています。

しかしそれしか判断する術がないことも事実です。

午前中のうちにその取り出し業者の事務所まで本体を持参しました。

HDD自体は破損なし

実際に持っていくと、予想通りHDD自体は破損していない事がわかりました。

これを正直に報告してもらえるかどうかもポイントだと思います。嘘つかれたらたまりませんしね。

業者が言うには「HDD自体が壊れていない場合の専用料金プラン」が適用できるそうです。

他の業者で、HDD自体が壊れている場合と壊れていない場合で料金設定が変わるところはないそうです。

それが「取り出し専門の業者」だからこそのメリットとの事でした。

そこで初めて、ここが取り出し専門の業者だった事を知りましたね。

ではここで私がその業者とのやり取りを通じてわかった、データ取り出し・復旧時のポイントを紹介します。

1.自分の目的に合う業者を選ぶ

破損したパソコンを復旧させたりデータを取り出す場合、大抵の場合は私の様に業者に頼みますよね。

HDD内のデータだけを取り出ししたい場合に「取り出し専門業者」を探すと、不安がかなり解消できます。

取り出し専門業者を探す

もし頼んだ先がHDDの修理も取り出しもできる業者だったら、「HDDを修理する必要がある」と嘘をつかれる可能性はゼロではありません。

取り出し専門の場合、修理は担当しない訳ですからもし破損していたら仕事になりません。

なので壊れているかいないかを正直に答えてくれる傾向にあると思います。

厳密にはパソコン修理業務とデータ取り出し業務は違う

HDDを修理する事とデータを取り出す事は全く違う仕事です。

パソコンを修理しつつデータも取り出せればそれに越した事は無いと思いますが、それだけ値段も跳ね上がる事を意味します。

私は今回データをできる限り取り出してもらって、パソコン自体は諦めると判断していたので幸運でした。

データの取り出しを専門にしている業者は少ない

検索すると非常に多くのサイトが出てきますが、そのほとんどがパソコン修理の業者関連です。

つまりパソコン修理・復旧業者がデータ取り出し業務を兼ねている事になります。

四国・九州でデータの取り出し専門業者は5社のみ

データの取り出しを専門にしている業者は実は非常に少なく、専門は5社程度しかないそうです。

きちんと取り出しさせしてくれれば、一般の人にとってそこがデータ取り出し専門でなくても問題はないと思います。

しかし両方できると嘘を突かれる可能性もある事は否めませんね。

2.ぼったくり・悪徳業者が必ずいる

注意すべきは、広告の1番上に悪徳業者サイトが出ている事があるそうです。

WEBでは「5,000円」と魅力的な金額を銘打ってとにかく事務所に訪問をしてもらい、まずHDDをチェックさせるように誘導します。

法外な見積金額

そこで見積をしてもらうと、実際には「80万円になる」と提示される訳です。

キャンセルしようとすると「40万でどうですか?」と値引き交渉してきます。

交渉の結果、お客様は「それでPCが治るなら」…とお金を払うケースがあるのでしょうね。

業者側も高い広告費を出しているはずなので、取り戻す必要がありますしね。

その場でHDDを壊す業者も

場合によってはチェックしたHDDをこそっと壊す業者もいるそうです。

壊してしまえば他社に持っていっても、安い金額では済まなくなりますよね。

名前こそ挙げませんが、そのような噂のある業者を教えてもらいました。

大きな駅の近くにある事務所であり、被害に遭った事が口コミでも多く出ているようです。

ですがまだ営業しているという事ですから呆れたものですよね。

3.他の業者との比較をさせない

「データを取り出す業者の比較検討は難しいですよ」と言われます。それが業者の口説き文句のようですね。

データ取り出しは「一発勝負です」と実際に言われました。

金額を聞いた後に他の業者を探して欲しくない訳です。

「私のところで決めなさい」アピール

WEB上で概算金額提示をしていても、実物にケーブルをつなげて調査してみなければ正確な金額は出せません。

そこで実質の値段を提示するのですが、金額を聞いて相手に依頼を辞めてしまわれるとマズイ訳です。

なので、よその業者はぼったくりが多いという話を出してけん制している様ですね。

他に持っていったらもっと高くなる

別の業者で値段を比較させないよう、「HDDが壊れていると嘘をついて値段を高くする業者がいます」と吹聴するのです。

幸い他社はほとんど修理とデータ取り出しを兼用している業者ばかりなので、そういった流れにもなりやすいのでしょう。

ただ本当に高いと感じたら、迷わず次を探すべきだと思います。

あなたの態度もみている

おそらく業者は依頼をしている人をじっくり観察しているはずです。

優位に立てるか立てないか、敵に回したら面倒な人物かどうか、といった感じでしょうか。

今回の件に限らずですが、「毅然とした態度」は必ず必要です。

4.自分がどれだけデータ位置を把握しているか

データを取り出す場合、「デスクトップ」や「ドキュメント」など、取り出し位置を指定する様に言われました。

私の場合はほとんどをデスクトップとドキュメントに置いていましたが、中にはハードディスク内に直接置いているものや、そこ以外のところもあるでしょう。

指定箇所以外は取り出し範囲に入らない

事前に指定していない箇所は取り出し範囲の対象にならないので、自分がどの位置にデータを置いていたかをある程度覚えておく必要があります。

一般的にはデータの取り出し量が多いほど費用は高くなるそうです。

自分が指定しなかったところにデータがあっても、それは取り出し範囲に含まれませんので注意しましょう。

※もちろん後からデータを忘れていた事に気づいたら、また取り出しをお願いすれば良いのですけどね。

5.データは100%の復旧はできないものである

最初に確認した契約書面に記載があったのですが、HDDが壊れていなくてもデータが全て100%取り出せるとは限りません。

実際に取り出したデータを確認しましたが、破損のため無くなっているデータがありました。

しかしHDDが壊れていないのに破損しているデータがあるのはなぜでしょう。

論理破損と物理破損

そういったデータの事を「論理破損」というそうです。

それに対し実質的にHDDが破損していて取り出せないデータの事を「物理破損」と呼びます。

・論理破損…そのPCでは扱う事ができ、外部から見るとエラーが出ているデータ
・物理破損…HDDの破損により実質破損しているデータ

つまり論理破損のデータはそのPCでのみ利用でき、外部に出した途端に使えなくなります。

論理破損が多ければ、それだけ取り出せるデータが少なくなるわけです。

ですのでHDDが壊れていないからと言ってデータは完全には戻って来ないのです。

業者にデータ取り出しを頼むとは、どういうことか?

目の前のデータを買うかどうか

ですので極端に言うと今回のような依頼は、費用を払ってデータを取り出してもらう事ではないと言えます。

このデータが入ったメディア(外付けハードディスク)を提示金額(費用)で買うかどうかなのです。

復旧データは100%の状態ではない訳ですから、その意味で「別物」と言えます。

それでもこのデータを買い取るかどうかの選択になります。

成果報酬型業者

ちなみにこの業者は成功報酬タイプだったので、この段階で買わない場合は費用は発生しない事になります。

例え別物であっても購入するに値するだけのデータを引き出すのが、この業者の仕事なのですね。

買わない場合は、別の業者を探さなければなりません。

事前確認はある程度可能

もちろんいくつかデータのチェックはその場のPC上でできます。

しかし全てのデータを一つずつ調べる事は現実的ではないのです。業者の事務所内環境ですしね。

それを購入する事は「その中のデータに何があっても自己責任である」事を約束したことになるのです。

その意味でいったんPCが壊れたら、データは二度と完全な状態では戻らない事を意味します。

まとめ

今回お願いした業者の親切な応対もあり、夕方には外付けハードディスクに入ったデータを受け取る事ができました。

もちろんお値段にも納得した上でです。

復旧業者が取り出しをしている間に、パソコンを購入・設定まである程度進んでいたので、丸一日で何とかパソコン環境は元に戻りました。

論理破損のために無くなっているデータもありましたが、それは想定範囲内とします。

事前に必ず業者を調べよう

PCトラブルには遭いましたが、データ復旧業者の世界を少しだけ知ることができ、貴重な経験だった気がします。

判断は難しいと思いますが業者を選ぶ時は細心の注意を払うようにして下さいね。

時間が惜しいとは思いますが、問い合わせをする前にその業者の口コミ等は必ずチェックをするべきです。

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