ドメイン移管時はWhois代理公開情報を解除してもらう事

ドメイン移管時はWhois代理公開情報を解除してもらう事

ドメイン移管時はWhois代理公開情報を解除してもらう事

ドメイン移管が不承認になるのは、Whois情報が代理公開設定になっているためです。

現在の管理者に代理公開設定を解除して、一旦管理者自身の情報にしてもらう必要があります。

Whois情報を事前に譲渡先のメールアドレスに変更すれば、移管先で承認作業ができます。

ドメイン移管が不承認となる人は確認してください

本記事では簡単に.comドメインの管理を譲り受ける(或いは譲渡する)場合の注意点をまとめています。

ドメイン移管が不承認・申請却下となる場合はぜひ参考にして下さい。

これは.jpなどの属性型ドメインでも同じ事が言えます。

本記事で移管をする側とされる側の表記をわかりやすくするため、名称を統一しておきます。

・管理元…ドメインを手放す現在の管理者
・管理先…新しくドメインを譲り受ける管理者

オースコードだけでは不十分

「.comドメイン」等に代表されるgTLDドメイン移管には「オースコード情報」が必要なのはご存じですよね。

オースコード情報とは、そのドメイン固有のパスワードの様なものです。

オースコードは事前に調べておく必要があり、管理元に問い合わせれば送ってくれます。

ドメインの管理画面上にオースコード情報の記載があるので、そんなに難しい事ではありません。

移管が不承認となる場合が多い

オースコード情報が手元に来て初めて、移管先はドメイン管理画面から移管申請を掛ける事ができます。

ドメイン名とオースコード情報を入力して申請するだけですから、簡単ですね。

行為自体はこれで済むのですが、これだけではドメイン移管に失敗する(不承認になる)事が多いです。

不承認となる理由はWhois情報

手続き自体は間違っていないのに移管に失敗する理由はズバリ、Whois情報です。

Whois情報が「代理公開設定」になっている事が原因です。

Whois情報とは

Whois情報とは、ドメインの保持者の氏名、住所、電話番号などの登録者情報を誰でも閲覧できるサービスの事です。

登録者情報は常に一般公開されている必要があると、ICANNにより義務づけられています。

つまりドメインはその所有者が誰なのか、その情報がいつでもわかる様にしてあるのですね。

Whois情報の調べ方

Whois情報は以下のサイトで調べる事ができます。

代理公開設定

Whois代理公開設定とは、ドメインを保持している人物の代わりにその「管理サービス会社」の情報を公開する事です。

例えば、lpeg.infoドメインを「お名前.com」で管理しているとしましょう。

このlpeg.infoドメインのWhois情報は、本来は「えるぺぐ」の個人情報が記載されます。

代理公開設定の例

代理公開設定の情報
上記にはお名前.comの情報が記載されています。

この様に自分の情報の代わりにお名前.comの会社情報を記載できる訳です。これが代理公開設定ですね。

これによりドメイン所有者のプライバシーが保護されるという訳です。

ところがドメインのWhois情報が公開代理設定されていると、ドメイン移管不承認の原因になります。

承認手続きメールが届かない

ではWhois情報が代理公開設定になっていると、なぜドメイン移管承認がされないのでしょうか。

それは承認メールが所有者本人に届かないためです。

移管には承認手続きが必要

移管には当然の事ながら「移管元」「移管先」双方の同意が必要になります。

移管元に移管する意思があるかどうかを確認するため、承認手続きの行為を求めます。

それが「承認メール」という形で届くのです。

そのメールに記載のURLをクリックするとWEBページへ飛び、そこで承認ボタンを押す流れになります。

代理公開設定では承認メールが届かない

Whois情報の中には氏名や住所・TEL以外に「メールアドレス欄」が必須項目であります。

承認メールはこのメールアドレスに送られてくるのですね。

Whois情報が代理公開設定になっていると、その承認メールが管理者本人に届きません。

メールアドレスが管理会社のものに

メールアドレス欄が「管理サービス会社のメールアドレス」になっているためです。

メールアドレスがお名前.comのメールになっている
上記の様にメールアドレス欄が管理会社のメールになっている

管理会社は何もしない

お名前.com等は管理会社ではありますが、ドメイン直接の管理者とは違いますので何もアクションは起こさない訳です。

ですのでWhois情報に管理会社のメールアドレス記載がある限り、ドメイン移管は先へ進まないのです。

代理公開設定を解除してもらう

既にお分かりだと思いますが、ではどのようにすればよいのか。

それは「公開設定を解除して管理元の情報に変更する事」です。

代理設定を解除すれば、Whois情報はドメインを契約している管理元情報に自動的に変わります。もちろんメールアドレスもです。

これにより承認メールが管理元に直接届くので、承認ボタンを押す行為ができる訳ですね。

解除を打診するのも仕事

ドメイン移管をする際には、Whois情報を確認して代理公開設定かどうかを事前に確認しましょう。

そして代理公開設定になっていたら、Whois情報の代理公開設定を解除して欲しいと打診する必要があります。

できればオースコード情報の取得をお願いする際に、同時にしましょう。

丁寧に打診をしましょう

代理公開設定のままでは移管されない事は管理元も知っているはずですが、正直そこまで親切ではないです。

※管理元はドメインを手放す側ですから、言われなくてもやる人は少ないです。

ですのでくれぐれも丁寧に伝えましょう。そうすれば渋々ながらも代理公開設定を解除するはずです。

メールアドレスを変更する可能性も

代理公開設定を解除して管理元の情報にする際、管理元から管理者の氏名やメールアドレスを聞かれる場合もあります。

管理元によっては、承認作業自体を業務範囲に含んでいないところもあります。

そんな時に承認作業を移管先にしてもらうため、Whois情報の変更(メールアドレス変更)をするのです。

メールアドレスを移管先のものに変更する

具体的に言うと、移管をする前から「移管先のメールアドレスに変えてしまう」訳です。

移管先のメールアドレスにしておけば、承認メールの受け取り・承認作業をするのは移管先となり、移管元がアクションする必要がありません。

Whois情報の操作は自由

Whois情報の氏名・住所・メールアドレスは任意入力なので、メールアドレスだけ他人のものを入れても全く問題はありません。

やり取りさえきちんとできていれば、管理元・管理先のどちらが承認作業をしても問題がない事になります。

こういったケースもありますので覚えておいて下さい。

管理元のサービスを解約する時、次の管理先の名前やメールアドレスを書面記載する場合があります。Whois情報のメールアドレスを記載されたアドレスに変更し、管理先で承認手続きをしてもらう手続きです。

まとめ

承認後の作業

ドメイン移管をした時はWhoisのドメイン管理者情報もそのまま一緒に移動してきます。

ですのでWhois情報は全て管理先(自分)の情報に書き変えましょう。

再度代理公開設定をするにしても、メールアドレス以外の情報は全て自分の情報にしておく必要があります。

自分が譲渡する側の場合

仮に自分が管理しているドメインを他人に譲る場合は、これまで紹介した手続きの逆の立場を実施する事になります。

オースコード情報を調べて提供し、代理公開設定を解除する事になりますね。

そして承認ボタンを自分で押したくなかったら、相手のメールアドレスを聞いて書き変えておく事になります。

.jpドメインでも公開情報がある

.jpドメイン等の属性型ドメインでも所有者個人の管理情報とは別に代理情報を出す事ができます。

ドメインを移管させるなら、.com同様に代理公開情報は解除しておく必要があります。

自分のドメイン管理情報が公開されているか代理となっているか、一度確認をしておいてはいかがでしょうか。

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