WEBサイト制作は既存データの編集・修正で作るべき理由

WEBサイト制作は既存データの編集・修正で作るべき理由

WEBサイト制作は既存データの編集・修正で作るべき理由

WEBサイトは全て一から手作りするのではなく、既存データをベースに編集していくべきです。

その方が時間短縮になりミスも少なく、複数の案件を担当できる様になります。

制作者として求められるのは一から作れる技術力より、効果の高いWEBサイトをいかに早く作れるかです。

WEBサイト制作は一から手作りしない事

前の記事でも紹介しましたが、WEBサイトの頭から末尾までHTMLコードを手入力していくのはナンセンスです。

既にできているテンプレートやサンプルのコードをベースに編集・修正する形が望ましいと思います。

「全て自分の手でサイトを構築したい」と思う人も中にはいるでしょう。その気持ちはわかります。

でもその考えはできる限り早く捨てて下さい。

WEBサイトの善し悪し

WEBサイトの良しあしはコードではなく、閲覧ユーザーにどれだけ訴求できるかで決まります。

一から手入力しようが、テンプレートから編集しようが、効果が出ればそのサイトは素晴らしいサイトなのです。

WEBサイトへの評価は制作者への評価

どのような工程を踏んでいても、一定の成果を生み出すWEBサイトならばそのサイト制作者は評価されるでしょう。

逆に素晴らしいコードを書いていても、成果が出なかったら次の仕事が来ないかも知れません。

WEBの世界はそんな世界なのです。

プログラム開発でも同様

これはWEBだけではなく、他のプログラムによるシステム開発やアプリでも同じ事が言えます。

各種プログラムごとに、実に様々な実例コード・サンプルコードが存在します。

さすがに完全コピーして流用する事は難しいですが、それをベースに編集していく開発者はたくさんいます。

プログラムは動かない事が多い

そのコードを実行すれば正常に動く、この事実は開発者にとって大きなことです。一から作って動かないケースは山ほどあるからです。

その意味で動作保証がされている実例コード程、良いものは無いのです。

前置きが長くなりましたが、WEBサイト制作は既存コードをベースに編集して作るべき理由を紹介します。

時間短縮になる

時間短縮

何よりもまずは時間短縮です。これが全てだと言っても過言ではありません。

サイトを構築する際、既存のコードを使おうが一から作ろうが、結果は全く同じという箇所はたくさんあります。

となれば一からコードを打って作るよりも、既存のものを使った方が大きくショートカットできますよね。

時間短縮はあなたを守る

既存データを使って効率よく進めていけば、3時間を要する仕事が1時間でできる事だってあり得ます。

そうなれば労働の疲れも軽減されますよね。

時間短縮する事で悪い事は一つも無いのです。

同時多数の案件を抱える事ができる

「時間短縮つながり」ですが、制作期間を短くできれば、期間あたりの制作可能なWEBサイトの数が増えます。

フリーランスなどは特にそうですが、食べていくためには常に複数の案件を抱えながら業務をこなす必要があります。

当然安い値段で制作を請け負っているでしょうからね。

報酬UPにつながる

それまで1か月でようやく1件作れていたWEBサイトが、2件作れるようになったらあなたの収入は倍になる訳です。

その仕事を請け負っているのは、副業・お金のためのはずです。

よりたくさんの制作費用を稼ぐためには効率UPは超重要です。

納期に縛られずに済む

そもそもWEB制作は納期が決まっている事が多いので、余裕をもって間に合わせるためにはどうしても急がないといけません。

納期に追われる事ほどプレッシャーに感じる事は無いのです。

余裕が無いと心身をむしばむ

「あれが終わっていないのに、こちらもしなければならない」という事態に日々身を置くのは、精神的によくありません。

フリーランスの人で病気になったりする人を見かけますが、これも要因の一つだと思います。

開発者にとって余裕がある事がいかに幸せな事かと、そう思います。

コードミスが起こりにくくなる

コードミス

WEBサイトでもその他のシステムでも、きちんと表示されない・動かない事は多々あります。

こういったIT系の仕事の中で一番時間を食うのが、エラー箇所の発見と修正です。

これが本当に手間が掛かって大変なのですね。

どこで入力ミスをしているのか、その発見に時間を食えば食うほど他の仕事ができない訳です。

ITは頭脳労働

特にIT業界は「頭脳労働」と言われています。

つまりあなたの頭の状態により、パフォーマンスに波が出てくる訳ですね。

ボーっとしている時にこのようなエラー発見の仕事をすると、見つけるのに時間が掛かります。

システム開発だと一晩調べても全く分からない事だってあるのです。

調子の善し悪しで違う

仕方なく家に帰って、次の日の朝もう一度トライするとすぐに発見できたりしますね。

つまり仕事上のパフォーマンスは「頭の疲れ度合い」に左右されるのです。

メンタルに左右されない様に、完成されたコードを使う訳です。

他のメンバーと共有しやすい

HTMLもそうですが、他のプログラムにしても人によって様々な「書き方」が存在します。

データの構築方法は常に一本道ではなく、実にいろいろな方法・やり方があります。

それでも間違っていなければ、行き着く先は常に同じなのです。

あなたのパーソナルな傾向が出る

あなたが手作りで作ったコードには、独自の書き方が表れます。

それはあなたにとっては書きやすい・理解しやすい書き方なはずですよね。

しかしそれが必ずしも他の人に受け入れられるかどうかはわかりません。

自分の作ったコードが他人にとっては「わかりにくい」「好かれない」場合もあるのです。

グループで進めるプロジェクトの場合

別に他人に好かれようが好かれまいが、結果きちんと動けば問題は無いと思うでしょう。

しかし複数のメンバーで協力して進めているプロジェクトなどの場合、このような摩擦は障害の元になります。

上手く連携・共有できるようにするためには、改善しなければならない訳ですね。

既存コードは一般受けする

既存のコードを使えば、個人間の「好みの差」を少なくする事ができます。

既に公開されているサンプルコードは基本的に、一般受けするものが多いからです。

みんなが納得する書き方になっている事の証でもありますね。

技術と知識は必要

技術と知識は必要

ここまでメリットをいくつか紹介しましたが、一から手作りできる技術と知識自体は必ず必要です。

いざとなったら一からいつでもコードを書ける位のレベルでです。

既存コードを編集・修正していく際、何よりもそのコードに対しての知識が無いと実践できません。

熟知しているからこそ編集できる

なぜそうなっているのかを熟知しておく事は必須条件です。

熟知しているからこそ、自在に改変を加える事ができるのです。

コードのどこをどうすれば良いのかさえわかれば、必ずしも一から書く必要はありませんよね。

なので既存コードを流用した方が効率が良い訳です。

知識を身につければコードの意味がわかる

ですのでWEBプログラミングスクールなどに通って、まずは知識を付ける事が最優先です。

そうすれば、巷に出回っているコードが何を意味しているのかがわかる様になります。

意味さえ分かれば、覚えなくてもそのコードや参考書があなたを常にサポートしてくれる訳ですね。

自己満足は卒業しておく事

もちろん一から作る方が勉強になりますし、今まで知らない事を一つ覚える、このステップアップをする感覚は大事です。

今までできなかった事ができるようになれば、単純に嬉しいですしね。

でもそれは、WEBスクールに通っている間にできるだけ卒業しておきたいものです。

あなたに求められるもの

仕事として制作を請ける様になったら、あなたの自己満足ではなく制作業者としての品質が求められます。

求められるのは、コードを一から構築できる技術力ではありません。

いかに早く、そして効果の高いWEBサイトを作れるかどうかです。

効果の高いWEBサイト作りへ考慮も必要

効果の高いWEBサイトを作るのはコードを書く技術とはまた別の問題ですので、ここでは深くは触れません。

でももしあなたがフリーランスや副業を始めるなら、効果の高いWEBサイト作りも考えないといけませんよね。

となれば、コードだけに固執してても仕方ないと言えます。

まずはいかに早く作れるか

まあまずは、いかに1件のWEBサイトを作る時間を短くできるかを目指しましょう。

それがあなたのパフォーマンス向上・品質向上につながります。

そのためにもコードは一から手作りせずに、既存分の編集・修正をベースにしてくべきです。

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