8個+1のコツでフリーランスのコミュニケーション能力UPを図る

8個+1のコツでフリーランスのコミュニケーション能力UPを図る

8個+1のコツでフリーランスのコミュニケーション能力UPを図る

2つの課題:技術とコミュニケーション

WEBフリーランスにとって常にレベルアップを図らなければならない課題が2つあります。

これはどこまでいってもついてくる課題であり習得内容に限界はありません。ただ追及をしていくのみですよね。

・「自身の提供できる技術の向上」
・「コミュニケーション能力」

私は結局のところ、上記の2つに集約されていくと思っています。

1.提供できる技術レベルのアップ

提供できる技術レベルのアップ

あなたがWEB業界で様々なプログラミング技術によるサービスを提供していくにあたり、そのレベルや内容が向上すればするほど、当然実現できる事は増えていきます。

レベルアップは、クライアントとなるお客様へのサービス品質や取引量を向上させる事に確実につながります。

ですのでフリーランスにとってWEB技術レベルの向上・スキルアップは必須条件ですよね。常にITの技術革新はおこなわれています。それに対応できる様に勉強・学習をしていかなければなりません。

瞬間的に発揮できなくても大丈夫な能力

この「WEBスキル」は自身が常に全て頭に入れてなくても、あとから調べれば解決できるものが多いです

技術書などの書籍を見れば詳細は記載されていますし、その意味では「その場で反射的に能力を発揮できなくても大丈夫なスキル」と言えますね。

結果としてWEBサイトやサービスに反映がされればそれで良いのですから。

2.コミュニケーション能力の向上

コミュニケーション能力の向上

WEBスキルを向上させるのと同じくらいに取り組んで欲しいのが、クライアントとのコミュニケーション能力(営業力・対応力)ですね。

この能力が上がれば上がる程、お客様を獲得・関係維持できる可能性が上がっていきます。

WEBサービスを提供するフリーランス側と、提供を受けるクライアント側がスムーズに円滑な関係性を保つためには、フリーランス側が常にサービスを与え続けなければなりません。

となるとあとはそのサービスの与え方が重要です。

コミュニケーションというオブラートで包む

コミュニケーションというオブラートで包む

私個人的には、WEBスキルを「コミュニケーションというオブラートに包む」事で、それが「あなただけのWEBサービス」となるのではないかと思っています。

ですので人によって包み方は違うでしょうから、様々なWEBサービスの在り方が存在するのも事実ですね。

瞬発力が必要な力です。

瞬発力が必要な力

上記のWEBプログラミング技術とは対照的に、どちらかと言うと反射的に力を出さないといけないのがコミュニケーション能力です。

相手とのやり取りの中、その場その場で瞬時に出なければならないケースが多いためです。ここはWEBスキルと大きく違いますね。

難しくはありません

でもそれは決して難しい事では無いのです。コミュニケーション能力もWEB技術と同じです。学習すれば習得でき、自分のものにできます。

ですので一見大きく習得ジャンルが違うと思われるコミュニケーション能力に苦手意識を持つ必要は全くないのです。

そこで今回はこの瞬発力が必要なコミュニケーション能力について、私がフリーランスとして培った15年の経験から「コツになると思われる技」をいくつかご紹介します。

8つのコツ

8つのコツ

1.メールよりも電話

WEBに携わる人はもっぱら、メールで全て事を進めようとしますよね。私も基本はそうです。

メールでやり取りを残していかないと、同時にいろいろな案件を担当する場合に失念する可能性があるためです。

電話だと記録が残らないので「後から言った言わない」になる場合がありますが、メールだと送受信メールを確認すればそこに履歴が全てあるので大変便利です。

笑顔で電話をする事の重要性

でも、コミュニケーション上大切なのは「笑顔で出す声」です。

笑顔で相手の声を聴いてそれに答える。そして「お世話になります」「承知しました」「ありがとうございました」「よろしくお願いします」と笑顔で話すが基本です。

仏頂づらで電話を迷惑がっているとそれは必ず相手に伝わります。あなたに「電話をくれた」という感謝の気持ちがあれば、それが「お世話になっております」の言葉に表れるんです。

最初は作り笑顔でもいいので、笑顔で「お世話になっております」と言ってみましょう。

2.プラスワンのサービスを心がける

見積書を提出する際にそこに記載しない項目を前もって用意しておいて、交渉の時にその未記載の項目をサービスとして出す。

これはわざとであっても重要な技の一つです。相手はプラスのサービスをしてもらったら嬉しいものですからね。

仮に前もって用意をしていなくても、内容によってはその場で「これくらいならやりますよ」と笑顔で言える(メールできる)心の準備をしておきましょう。

3.勉強させてもらう姿勢を持つ

一旦提出した見積書金額だったり決定した契約金額ははそのまま維持されるのが普通です。しかし時にはそのルールを破ってお値引きやサービスをする事も忘れてはなりません。

お仕事には突発的な事やイレギュラーな事は必ず出てきます。その時に「では、ここまでやりましょうか!」とその場で対応できるサービスを忘れないようにしましょう。

毎回おこなう必要はありませんが、お仕事を頂いている訳ですからそれに対する感謝の気持ちを出す事が必要です。

4.電話は先に切らない

電話は先に切らない

これは私もまだ直らないのですが、電話を切る時に「相手が切ってから切る事」ですね。

先に切ってしまうと相手への印象が悪くなります。特に無理難題を言われた時などは、先に切ってしまいがちなので注意が必要ですね。

電話口で相手の通話が切れた事を確認してから切りましょう。

5.重要な事は持ち帰る

その場で判断しずらい様な事が起きた場合は、きちんと持ち帰りましょう。簡単に安請け合いしない姿勢は、相手に誠意ある姿勢を見せる事になります。

状況によってはその場で即決する事が信用につながる場合もありますが、弊社の経験上、即決しなかったために機会を逸したという事はあまりありません。

6.絶対にイライラしない

絶対にイライラしない

私もフリーランスを始めた当初はお客様と喧嘩をした事があり、それで反省をした事を覚えています。

これは結論ですが、喧嘩をしたり文句を言っても何一つ良い事はありません。

なのでどんなに相手が悪い場合でも、理不尽な事に出くわしても、決してそれをメールの文面に出したり電話でイライラ文句を言ったりしてはいけません。

それはなぜか?その場で相手にしたことは必ず自分に返ってくるからです。それは実際に仕事をしていればわかります。

心の中で思うのは構いませんが、相手には決して見せない事ですね。

7.担当者を大切に

クライアントの会社の社長から依頼を受けて、詳細は別の担当者と進める、と言うケースが良くありますね。

その場合、社長に対して最大限のサービスをする事はもちろんですが、担当者は社長以上にキーマンとなります。

社長に対しては担当者を立てる・担当者に対しては社長を立てる

基本的には社長に対しては担当者を立てる・担当者に対しては社長を立てる事です。

これを前提にやりとりしますが、窓口が担当者になった以上、その担当者を会社の社長と思って接する事です。それは絶対にその担当者に伝わりますし、社長にも必ず伝わります。

8.断る勇気を持つ

上記でプラスワンをサービスする気持ちを持つべき、と説明をしましたが、時には断る事も必要です。

「誠に申し訳ございませんが、それは今回難しいです。理由は〇〇だからです。」とはっきり言えるあなたでいましょう。

きちんとしたルールを自分にも相手にも順守してもらうために必要だと私は思います。

御用聞きではない

例えフリーランスであっても、あなたはお客様の「御用聞き」ではないのです、お客様が必要とするWEBサービスを提供する「立派な業者」なのです。

ですので、言われたら断らないというのは決して良いサービスとは言えません。見積もり金額であったり契約内容であったり、各々に設けられた「一定のルール」をお互いが守る必要があると思います。

そのためにも契約書・仕様書の作成は必須ですね。

さらに[+1]自分のサービスを安売りしない

自分のサービスを安売りしない

時には断る事で「サービスの安売りはしない、こちらにはそれだけの技術と経験がある」というこちら側のスペックをアピールできます。

私は自分を下に見せる必要は全くないと思っています。あまり見せてしまうと「こいつは何でもやってくれる」と思われ、立場が悪くなります。お客様が付け上がってくる可能性もあるからです。

「自分が安く見られる=技術が安く見られる」を意味していますので、注意しましょう。

経験上そういったケースのお客様もいらっしゃることは確かですので、相手がどのようなお客様なのかの見極めも必要になってくると思いますが、時には突っぱねる事も必要ですね。

きちんとしていて親切な業者は技術が3割増し

きちんとしていて親切な業者は技術が3割増し

コツとしては、「レベルが高そうで厳しいところは厳しいけど、ホントに親切な業者」である事をどれだけアピールできているかですね。

まじめで誠実で親切な業者は、技術自体も3割増しに映り、全てにおいて好印象を持たれるポイントになると思います。

コミュニケーション能力も事前に勉強をしておけばいくらでもレベルアップできる能力です。まずは日々のやり取りを見直しつつ向上させていきましょう。技術は後からいくらでも追いつけますからね。

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