Googlemap上の距離を測る方法
Googlemapにおいて特定の地点間の距離を測る事ができます。
パソコン版では自分の場所に関係なく、複数地点間の合計距離が測れます。
iPhoneの場合地点間の固定ライン+MAPの中央までの追随ラインが距離に含まれます。
Googleマップ上の距離を測る
本記事では、Googlemap内の地点間の距離を測る方法を紹介します。
パソコン版とスマホ版(iPhoneアプリ)とで、それぞれ操作方法があります。
操作も簡単で容易に距離を知る事ができますので、是非お試しください。
パソコン版Googlemapで距離を測る
まずはパソコンでGooglemapを開きましょう。
起点の決定
距離を測りたい「起点」となる位置へ移動して右クリックし、表示メニューから「距離を測定」をクリックします。
するとその位置に丸いマークが付きます。
終点の決定
次に終点となる位置まで移動して、そのポイントで再度右クリックします。
メニューの中から「ここまでの距離」をクリックすると同じ丸いマークが付き、その間がラインで結ばれます。
下に「距離を測定」の情報ウィンドウが表示され、距離が表示されます。
3地点を超えるポイント間の距離を測る
この丸いマークは連続で付ける事が可能です。
複数間を結んだ状態
追加したいポイントで右クリックして「距離を測定」を押すと、新たに丸いマークが追加されます。
ウィンドウ内には引いたラインの合計距離が表示されます。
この様に複数の個所に引いたり、四角く囲ったりと何本も表示させる事ができる訳ですね。
測定の削除
丸いマークやラインの上で右クリックをして「測定を消去」をクリックすると、測定が全て解除されます。
もちろん部分的に消す方法もあります。
丸いマークとラインは付け外しできる
ライン上であればマークが自動で追加されます。
丸いマークはもう一度押すと消えますので、付け外しが可能です。
上記の様に既にあるライン上をクリックすると、そこに丸いマーク(そこまでのライン)が追加されます。
余計についた丸マークは、再度クリックすれば消えてくれます。
ラインを曲げる
MAPのライン上にマウスを合わせると、丸いマークが見える様になります。
そこでクリックするとマークがついて新しいラインができてしまうのですが、マウスを押したままドラッグするとそのポイントを中心に折れ曲がってくれます。
ドラッグをする事で新しいラインは追加されず、従来のラインが曲がります。
道路などに合わせて緻密にラインを曲げる事が可能
基本的に地点間の距離を結んだラインは「直線」なのに対し、本当の道路は曲がりくねってますよね。
実際の移動経路に沿って細かくラインを曲げれば、精度の高い距離を算出する事が可能です。
各ラインごとの距離は表示されない
情報ウィンドウ上に表示されるのはラインの「合計距離」がであり、その際単体ラインごとの距離は表示されません。
ですので一地点ごとに付け外しをするなどして距離を把握するしかありません。
複数敷いたラインにはそれぞれ距離の目盛りが付くので、それからもおおよそ把握する事は可能です。
iPhoneのGooglemapアプリで距離を測る
では次はiPhoneなどのスマホ端末での操作方法をご紹介します。
アプリの「Google Maps」を開きましょう。入っていない場合はApp Storeからインストールして下さいね。
距離を測る準備
まずは地図上の起点となる場所を長押しして、上の様に赤いピンを立てましょう。
画面の下に表示される情報ウィンドウを上に出して、中にある「距離を測定」をタップします。
※最初に赤いピンを立てないと、情報ウィンドウに「距離を測定」メニューが出ないので注意しましょう。
すると画面上部に「距離を測定」という項目バーが表示されます。
1地点とMAP画面の中心との距離を測る(追随ライン)
今は赤いピンを立てた場所と「MAP画面の中心」とが、点線ラインで結ばれていると思います。
情報ウィンドウ内にその間の距離が表示されます。
追随ライン
この時地図を移動すると、画面の中心と赤いピンとの間を常に点線が追随している状態になりますよね。
この点線ラインが「追随ライン」です。
MAP画面の中心が動くのに応じて、赤いピンを立てた場所との追随ライン距離は常に変わります。
MAP中心以外の地点間の距離を測る(固定ライン)
距離は赤いピンを立てたポイント以外の地点間も測れます。
先ほどの追随ラインが出ている事を確認してください(出てなければ最初からお願いします)。
項目バー内の矢印を押すと、出ていた追随ラインが一旦消えます。
起点としたい場所をMAPの中央に持ってきた上で、情報ウィンドウ右下にある青い円の+マーク(或いは下にある地点を追加)をタップします。
そうすると丸いマークがその場所につきます。
※以下、青い+マークを「地点の追加」とします。
次に別の場所へ移動すると、追加した地点から青いラインが追随して伸びてきます。
この追随ラインの距離が、下の情報ウィンドウに表示されます。
固定ライン(丸いマーク間の点線)
別の場所をMAP中央に入れて、再度「地点を追加」をタップします。
この時2地点間は固定のラインで結ばれています。これが固定ラインです。
この様に丸いマーク間の点線は固定ライン、MAP中央までの点線は追随ラインになります。
これを繰り返していけば3地点以上の「合計距離」が測れます。
測定の削除
測定を解除するには、右上にある「…」マークをタップします。
すると「クリア」の表示が出るので、タップすると全てのラインと丸いマークが削除されます。
地点の削除
距離の測定自体ではなく、一つ前の作業に戻る事もできます。
上記の様に4地点に丸いマークを付けていた場合、固定されたラインは(4地点で)3本あります(それプラス画面中までの追随ライン)。
上記状態で「距離を測定」項目バーの矢印をタップすると、一つ前の「4番目の丸いマーク」が削除されます。
上記の様に最後の4地点目が削除されると、固定されたラインは2本(プラス追随ライン)になる訳です。
※2地点を結んで1本のラインができるため
常に追随中のラインに注意
この様に矢印を押して、一つ前の地点を削除する場合は注意が必要です。
既にお分かりだと思いますが、常に最後の地点から現在のMAP中央位置への「追随用ライン」が表示されているのです。
追随ラインと固定ラインは同じ色
この追随ラインと固定ラインが同じ色で紛らわしい訳です。
この追随用ラインを、最新の固定ラインと見間違えてしまい、地点が消えなかったと勘違いしてしまいます。
そうすると矢印を再度タップしてもう一つ地点を消してしまい、やり直しになりがちなのです。
スマホ版アプリの注意
距離の算出の仕方
スマホアプリ版では「地点間の固定ラインの距離+MAP中央までの追随ラインの距離」の合計が常に出ます。
固定されたラインの距離だけではない事に注意して下さいね。
固定ラインのみの距離を測るには
繰り返しますが2拠点を1本の固定ラインで結んでいても、それとは別にMAP中央にまで伸びた追随ラインまで距離に含まれます。
2地点のみの固定ラインのみを測りたい場合は、MAP画面中央を2地点目に重ねて、できるだけ追随ラインが出ないようにする必要がありますね。
iPhoneアプリ版でできない事
パソコン版では以下の事ができていました。
・ライン上での地点追加
・ラインを途中からドラッグで曲げる
iPhoneのアプリではこのような事はできないので、一つずつ地点を追加・削除しながら調整していくしかない様です。
Googlemapに半径kmなどの円を描く方法
余談ですが、Googlemap上に任意の半径の円を描いて距離を知る方法もご紹介しておきます。
特定の場所までの距離を測るのではなく、特定の距離にある場所を知るのに最適です。
具体的にはmap上に半円を描けるサイトツールを利用したものになります。
サイトツール例
Googleマップで等距離円・方位線を表示する
距離を測る中心ポイントに赤のマークを移動させて、見やすい状態まで拡大します。
その上で画面上部にある環感覚(○○km)に任意の距離を入れれば、円が表示されます。
上記はPC・スマホ両方で利用可能です。
同心円 - MULTISOUP
右側の設定画面から円を描く半径単位、中心座標、色などを設定します。
他にも似た様なツールはたくさんありますので探してみましょう。