
CSSグラデーションその他ジェネレーター紹介
CSSでは様々なグラデーション効果や影・図形要素などを生み出す事ができます。
洗練されたデザインにするためには、膨大な手間と専門知識が必要になるのは間違いありません。
そこで視覚的な確認と生成が簡単なジェネレーターツールを紹介します。
CSS効果生成にはジェネレーターを使おう
作成したグラデーションや効果をさらにブラッシュアップするには、デザイン経験や十分な知識が必要です。
でも、そもそもそんなに詳しくなかったり、何よりあまりそこに時間を掛ける事はできませんよね。
そんな時は様々なCSSの生成ツールがありますので、これらをフルに活用していきましょう。
本記事ではCSSグラデーション以外にも様々な効果を補助するツールを紹介します。
グラデーションジェネレーター
線形や放射状のCSSグラデーションを生成する事ができるツールです。
グラデーションの方向や色を決定して、下のCSSをコピーするだけです。
グラデーションの色は、バーをクリックする事で3色4色自在に増やす事ができます。
他にも三角形などの各種シェードスタイルを形成する「Triangle generator」があります。
特定の色合いに関する洗練されたカラーパレットを作る「Color shades generator」なども便利です。
このサイトに搭載されたツール
このサイトには他にもたくさんの機能があります。
・三角形ジェネレーター
・色合いジェネレーター
・グラデーションジェネレーター
・ページ分割
・SVGコンプレッサー
・SVG→JSXコンバーター
・偽のデータジェネレーター
・CSSカーソル
・キーボードイベントコード
イージングに特化したグラデーションジェネレーター
グラデーションは、色から色へと移り変わる「線形グラデーション」を使う場合がほとんどですよね。
ただし線形グラデーションの場合、切り替わる境目にちょっとした節目が出がちです。
そこで本ツールのイージング機能を使用すると、グラデーションの境目をさらに滑らかに調整できます。
下の方にCSSが表示されているので、適切な設定を行った後にコピーしましょう。
CSSカラーグラデーションジェネレーター
本ツールは選択した色に基づいてバランスの取れたグラデーションを作成できます。
light deep rainbow intenseなど4つの異なるスタイルのグラデーションとその調整ができる様になっています。
理想的なものができたら、「CSSコードを取得」ボタンを押してコードを使用するだけです。
検索1位のジェネレーター
CSSグラデーションジェネレーターで検索すると1位で出てくるツールです。
紹介したものと同様にゲージを調整してグラデーションを作り、下のCSSをコピーして使います。
CSSシャドウジェネレーター
滑らかな陰影・ボックスシャドウのCSSコードを自動的に生成するツールです。
必要なコードが目の前で生成されるように工夫されていますね。
このツールを使用すれば、影の効果を細かく確認した上で制御・決定できます。
右のゲージを調整する事でイージング、アルファ、オフセット、ブラーなども設定できます。
最終的に目の前に表示されたbox-shadowコードをコピーするだけです。
データ視覚化カラーパレット
例えば棒グラフや円グラフなど、特定範囲のたくさんの色が一度に必要になる場合がありますよね。
等距離となる色を使って視覚的な図形を演出していく訳です。
このツールで必要な色の数、そして「明るい」or「暗い」背景色のどちらがを選択します。
デフォルトパレット、単一の色相パレット、または発散カラースケールのいずれかを選択する事も可能です。
取得したら16進数の値をコピーたり、そのままSVG画像としてダウンロードする事もできます。
CSSオーバーレイ
背景画像の上に乗せたテキストを目立たせるため、画像を「linear-gradient」などで覆う場合があります。
本ツールはコントラストを向上させるため、画像の上に特定の不透明度のオーバーレイ効果を重ねるツールです。
画像をアップロードし、テキストを入力してオーバーレイする色とテキストの色を選択しましょう。
画像に適用された時の外観プレビューと、最適な不透明度を表示してくれます。
CSSカラーパレットジェネレーター
Coolors.coはパレットを生成して様々な色合いを探せる、気の利いたツールです。
写真等からパレットを作成し、色相、彩度、明るさなどを調整した色味パレットを素早く表示します。
もちろんトレンド的なカラーパレットも備えています。
2色間のグラデーションパレットや独自のグラデーションを作成してCSSコードをダウンロードする事もできます。
このツールはiOSアプリ・Adobeアドオン・Chrome拡張機能としても利用できます。
CSSタイプスケールジェネレーター
Type-Scaleは、印刷時のスケールを作成してCSSコードとしてダウンロードできるツールです。
・小規模はモバイルビュー
・中規模はデスクトップビュー
・大規模はマーケティングサイトに適しています。
このツールは、長三度から完全五度までの8つの事前定義されたスケールを提供します。
同時に特定の比率で一連のフォントサイズを生成する事ができます。
line-heightを調整したり、プレビューテキストを調整して生成されたCSSを取得したり、CodePenで編集したりできます。
line-height計算
ベースラインに基づいてタイプスケールを作成している場合、行の高さは一律ではありません。
そんなスケール上の全てのテキストサイズに適した行の高さを把握する事ができるツールです。
フォントサイズ、乗数、グリッド行の高さの3つのパラメーターを入力するだけで結果を計算できます。
・フォントサイズ…テキストサイズに関係なく、ベースライングリッド上に配置
・乗数…行間の距離が制御できる
・グリッド行の高さ…ベースライングリッドの各行の高さを定義
見出しジェネレーター
見出しテキストに対する様々なビューポート間の表示を制御できるツールです。
ウィンドウサイズに合わせて拡大縮小するテキストを作成し、どの画面でも通用する見出しをテストできます。
最小か最大のフォントサイズとビューポート幅を入力すると、実際の見出しに適用した際にどのように見えるかのデモになっています。
clip-pathジェネレーター
要素自体を特定の形状にクリップすることで、複雑な形状を作成できます。
このツールはブラウザでクリップパスを作成したりカスタマイズできるビジュアルツールです。
まずClippyのメニューからシェイプとデモの背景を選択します。
次に図形のポイントをドラッグして、好きな図形を作成できます。
変更が即座に反映されるだけでなく、選択がコードにどのように影響するかが理解できる様に強調表示されます。
CSSグリッドレイアウトジェネレーター
このツール適用するとどのようなレイアウトになるのかの事前チェックをする事ができるツールです。
列数や行数の変更、GAPの追加などができる様になっています。
「Please may I have some code」のボタンを押すと、CSSやHTMLソースが表示されます。
CSS複合グリッドジェネレーター
複合グリッドは、非常に高い柔軟性と創造性が必要なレイアウト時に使われます。
2つ以上のグリッドで構成されているため、それぞれの領域をオーバーラップしたりできます。
複合グリッドを駆使すれば豊富なバリエーションを描画する事ができ、このツールが役に立ちます。
各グリッドの列数を入力するだけで、複合グリッドに適用されます。
画像ぼかしツール
画像プレースホルダーは、画像の読み込み時にサイトの知覚パフォーマンスを向上させる効率的な方法です。
画像を軽量でぼやけた画像に変換します。
メインパネルジェネレーター
毎回同じ様なメイン画面を何度も実装するのは大変ですよね。
そんな時本ツールを使うと、数回クリックするだけでレスポンシブなメイン画面を生成できます。
ヒーロー画像に適用するグラデーションの種類、グラデーションの縮小、タイトルの間隔を決定します。
ボタンを付けたい場合は、別途ボタンの色や半径をカスタマイズするオプションも利用できます。
最後はコードをコピーして貼り付けてすぐに使用できます。
画像マップジェネレーター
本ツールを使用すると画像上にクリック可能な領域を作成できます。
画像マップを作成したい訳ですが、クリック可能な領域を一つずつ定義するのは大変です。
本ツールはこのマッピングプロセスをより簡単にするためのグラフィカルUIを備えています。
画像をアップロードしたら、ペン、長方形、ポリゴンの各ツールを使用して、クリック可能な領域を描画します。
それら各領域に名前を付け、それにリンクを割り当て、その色、高さ、幅を調整することができます。
「エクスポート」ボタンをクリックすると、HTMLマップとReactコードとしてコピー・貼り付けする事ができます。
CSSアニメーションジェネレーター
ボタンにアニメーションを付けるだけで、ピンポイントに雰囲気を出す事ができます。
一発で上手くできれば問題は無いのですが、キーフレームのアニメーションやトランジションの調整には、時間が掛かりますよね。
本ツールは豊富なボタンアニメーションとトランジションのライブラリを提供します。
開始と終了、テキストのハイライト、ボタンアクション、背景効果用のプリセット効果がたくさん用意されています。
アニメーションを定義したらすぐにコード生成されるので、コピーして貼り付けるだけです。
3D直方体ジェネレーター
3Dの直方体をCSSで実現したい場合は、本ツールが役立ちます。
スライダーを調整する事で、直方体の高さ、幅、深さ、色相を決定できます。
さらに物を転がしたり、ねじったり、スライドさせたりもでき、必要なコードをすぐに入手できます。
CSSアートワーク
最後はジェネレーターではありませんが、参考サイトを一つ紹介します。
CSSではもっと遊び心のあるアートワークが生成できる事も知って欲しいと思います。
このサイトには、CSSによって生成された様々な幾何学模様が紹介されています。
ここにある模様のソースコードはGitHubでも入手できます。