なぜ仕事は一人で請け負う方が良いのか?(初心者フリーランス向け)

なぜ仕事は一人で請け負う方が良いのか?(初心者フリーランス向け)

なぜ仕事は一人で請け負う方が良いのか?(初心者フリーランス向け)

フリーランスを始める場合、最初は一人で仕事を請けると様々なメリットがあります。

一人で請けれる仕事となれば大きな高額案件は望めませんが、最初は地盤を固める事が先決です。

常に同時進行で複数案件を進めながら、すぐに動ける体制を作っておきましょう。

仕事は一人で請け負う方が良い

私はWEBサイト制作やリニューアル・SEOなどの案件を受ける時、基本は一人(時折2人体制)で請け負います。

常時STAFFを抱え込んでいないので、当たり前というかそれが基本の状態ですね。

そもそもSTAFFを抱える余裕自体が全くありません。

最初は一人で戦いぬける力を磨く

とは言えこれまでの20年近くを振り返ってみると、無理に幅を広げたり・人を増やしたりしなくて良かったなと思います。

私は一人でできる範囲の仕事を受け、その代わり数で勝負する事がいかに大切かを経験してきました。

そもそもこの世界に生きるなら、WEB案件の全行程を請け負える力を付ける事は大切です。

一人で請ければ当然その力は付きますしね。

本記事では私の様にWEBの仕事を中心としたいフリーランスが、最初のうちは仕事は一人で受けた方が良い理由についてお話したいと思います。

フリーランス初心者向けです

これはもちろんフリーランスとして出発する際の「最初のとっかかり」です。

ある程度軌道に乗れば、環境や自分のスタイルに応じて方向性を変えていきましょう。

最初からビジネスを大きく広く展開できる自信があれば、ちまちましなくて良いのです。

一人で請けれる下層・中間層案件

実際に長年やっているとわかりますが、WEBの仕事は本当にたくさんあります。

今のご時世、WEBの進化と浸透度はすさまじいですからね。

ただしWEB市場もピラミッド構造ですので、高額案件の数はそれ以外の案件に比べると確かに少なくなります。

逆に言えば、下層および中間レベルのWEB案件は上層部以上にたくさんある訳です。

継続受注できる仕事を狙う

今からWEBの仕事でご飯を食べていこうと思うなら、狙うべきはこの下層および中間層レベルの案件でしょう。

一人で高額案件が取れるに越した事はありませんが、ご飯を食べていくためには毎月の収入をある程度確保しなければなりませんからね。

当たり前の事ですが「高額案件を1件請けてそれで終了」となってはダメなのです。

まずは地盤を固めるために

つまり最初はあえて高額な案件は狙わずに、下層・中間層の案件を狙っていくべきです。

数が多い案件、言い換えれば定期的に常時多数で請けれる案件を確保する事がフリーランスにとって重要です。

この時一旦、あなたの提供できる技術力・能力の面は無視します。

「より高いレベルの仕事をしたい」、これは後々の話。今は地盤を固める事が先決です。

一人で請けれる仕事は高額案件にはならない

もちろん見積次第ではありますが、一人で請ける事ができる案件はむしろそんなに高額にはなりません。

商売をしている以上、普通に考えれば「高額にならないと利益が下がる」と思う事でしょう。

しかしフリーランスで生きていくなら、最初のうちは思い切ってこの考えを捨てて下さい。

「高額でない仕事」とは、言い換えれば「自分ひとりで対応できる仕事」でもあります。

自分ひとりで請け負える仕事の「数を増やす事」がとても大切です。

今の技術レベルでも対応できる

私も正直に言うと、あらゆるWEBの言語をマスターしたプロフェッショナルではありません。

プログラム開発なども一人では全くできません。

巷にはオンライン学習でWEBのプロとしての技術を磨く、ITプログラミング講座の広告があふれています。

あれを見ていると、そういった技術がないと通用しない世界の様に思ってしまいますよね。

あなたとクライアントだけの世界

でもそんな事はありません。

一人で請ける仕事ならば、それこそ「どうにだってなるはずだ!」なのです。

いや実際どうにかなります。なぜならばその案件の世界の中では「あなたとクライアント」しかいないからです。

これが外注先なども含めてチームで担当する様な案件になると、チーム内の知識・認識の一致があらゆる面で必要になります。

グループだと自分の粗が見える

もし自分とメンバー間に大きなレベル差がある事を感じたらどうでしょうか。

メンバーには当然聞きにくいでしょうし、「何か言われるかもしれない」と怖気ずく事もあるでしょう。

その態度が相手にも伝わり、メンバー間で発生する摩擦・ストレスの方が大きくなります。

IT系ってプライドの高い人が多いんですよ。

自分一人のうちに現場での実践力を付ける

それに対し自分だけが担当者の場合、自分の「粗」は知られずに済みます。

レベル差を気にせずのびのびと進める事ができる訳です。

ですので一人で請けているうちに実践力を磨きましょう。

相手にとってあなたが「全て」

WEBの事をよく知らないクライアントにとって、窓口であるあなたが全てです。

例えあなたのレベルが低くても、発する言葉や態度はクライアントに大きな影響を与えます。

自分一人だけだから「未熟さを隠し通せる」と言っているのではありません。

未熟な分、クライアントには誠実に対応して欲しいのです。

相手に良い仕事をしてくれたと思ってもらえるか

ごまかさずにきちんと相手の要望するものを作る事ができれば、それはあなたがおこなった「良い仕事」になるのです。

技術レベルとは無関係に、あなたに頼んで良かったと思ってもらえるのです。

感謝してもらったら「次も」と思って、より精進しますよね。これが自身のレベルUPにつながるのです。

ですのでレベルが低いうちはなおさら、一人で仕事を請けるべきと言えるでしょう。

後からレベルを徐々に上げていけばよい訳ですからね。

サービス品質が下がらない様に

高額案件を請ける事自体は大変嬉しいですが、一人で請けると作業量の多さにあっぷあっぷになります。

となると他の人に投げたりもしなければならず、連携のための作業工程が確実に増えます。

ではその状態が続くとどうなるのでしょうか。

他の案件への対応品質が悪くなる

ズバリ、その案件が完了するまで他の案件への対応が必ずおそろかになってきます。

※規模の大きい同業他社さんはみんなそうです。

特に他の案件の納期が遅れたり、クライアントへのサービス品質が悪くなる事、これが一番ダメです。

フリーランスの一番のメリットは「頼んだらすぐにやってくれる事」であり、これに尽きます。

このようなイメージを持っているクライアントが非常に多い事を忘れてはなりません。

1件1件は高額にならなくても良いので、常に迅速に動ける体制を取るようにしましょう。

仕事レベルがそれなりになる

一人で請けれる仕事というのは、大規模な案件(つまり高額な案件)と比べてもそんなに高度な事は要求されません。

制作金額とその仕事における要求レベルは比例するものなのです。

WEBに関する高レベルの技術・能力を持っている人ならともかく、そうでない人(それを隠している人)もたくさんいますよね。

最初は背伸びせずに身の丈に合う仕事をするべきです。

金額と仕事レベルの関係

費用案件の比較

・10万円の仕事でHTML+CSSでランディングページを作る
・50万円でオリジナルのデータ集計WEBシステムを作る

上記の2つの仕事、どちらがやりやすいでしょうか。

圧倒的に10万円の仕事がやりやすいですよね。特に一人で請けるならなおの事です。

デザインの修正依頼が来るのは仕方ありませんが、この案件ならそれ以外の事を言われる事はほとんど無いでしょう。

プレッシャーにつぶされる

逆にデータ集計システムをフルスクラッチ(オリジナルで一から構築)できない人が一人でこの仕事を請けてしまうと、それこそ先述した様にあっぷあっぷになります。

要望が来ても対応できるかどうか、おそらく即答はできませんよね。

常に負い目があるので、細かい指示に対し機微よく対応する事すらもできなくなります。

しかも失敗や納品後のミスが続けば、それはあなたの信用問題に関わります。

外注すると利益は減る

外注するにしても、利益は当然減りますし打ち合わせも増える分手間が掛かります。

外注先から足元を見られる場合もあるので、ほんとに利益は残りません。

こういった弊害を避けるためにも、一人で請けれる体制を築く事が重要です。

クライアントレベルもそれなりになる

一人で請けれる範囲の仕事になると、制作レベルと同様にクライアントレベルも相応に下がってきます。

決して良い言い方ではない様に思うでしょうが、そうではありません。

クライアントが「詳しく知らない」からこそ、事なきを得る事が多々あるのです。

高額案件程、担当者も厄介

高額案件を請ける場合、大抵その相手は法人クライアントであり、その担当者もある程度の知識レベル(精神レベル)を有しています。

この様な担当者にあたると「やりにくく」なります。業界の事に慣れているからです。

自分の作業や提出したデータに対し、事細かく文句や指示を出してくる傾向にあります。

時には自分のレベル以上のものを、「当然のレベル」として要求してくることだってあるのです。

私の経験上、いわゆる「業者いじめ」ハラスメントをするのは、高額案件の担当者に多いと思います。

言い訳で回避しやすくなる

さらにもし何かしらまずい事やミスが起きても、逃れやすくなります。

クライアントのレベルが下がると、それだけあなたの言い訳が通用しやすくなるのです。

先述のレベルが高い担当者の場合、ミスや落ち度に対する言い逃れは通用しません。

嘘のつき過ぎに注意

逆に一人で請けれる仕事の場合は、トラブルが起きにくく波風が立たずに済む場合が多いのです。

相手側もよくわからない事には深く追求できませんからね。

もちろんあなたの紳士的な態度があればこそですので、嘘をついてばかりはダメです。

嘘をつき始めると、相手がどのような人でも常に嘘を言うようになるので注意が必要です。

クライアントの新陳代謝に耐えれる

クライアントとの関係が終了していく新陳代謝は必ず起こります。

私もこれまで、たくさんのクライアント様とさようならしてきました。重要なのはこだわらず次へ進む事です。

一人で請けれる仕事の場合、仮にその契約が解除になったとしてもそのダメージは少なくて済みます。

また次のお仕事を見つければいい訳ですからね。

大口契約解除は大ダメージ

それに対してグループで担当する大規模契約が解除されると、その影響はグループ全体に及びます。

当然金銭的にも体制的にも苦しくなりますよね。

一旦グループ体制が崩壊すると、同じような規模の仕事を請ける体制はなかなか維持できません。

何より同じ規模の仕事を取ってくること自体が至難の業です。

大口契約1件が屋台骨になっている場合、それが無くなってしまった時の被害は計り知れないのです。

でも契約解除は必ずあります。WEBの世界も諸行無常ですから。

ストレスをためなくて済む

現代社会はストレスと寄り添う社会です。

高額案件をグループで担当している場合、クライアントだけでなくチームメンバーにも気を使う必要があります。

不思議なもので、チームの中でも大小様々なストレスは必ず生まれます。

チームリーダーは覚悟が必要

「チーム内のストレスなんか知ったこっちゃない」と一蹴してしまう人は、正直詰んでいます。

チームで担当する以上、チームを家族と同じ目で見るくらいの器量が必要なのです。

ではあなたにそんな器量がありますか?残念ながら私にはありません。

チームをまとめるストレスは計り知れないものなのです。

健康である事もサービス品質の一つ

チームのストレスを軽減するために自分が病気になっては本末転倒ですからね。

あなたがが病気になったら、展開するWEBサービスはそこで頓挫してしまいます。

あなたが健康でいる事も一つのサービス品質なのです。

まとめ

長くなりましたが、最初は一人で仕事を請ける事のメリットとして以下のポイントが挙げられます。

一人で仕事を請けるためには中・小規模案件を複数担当する事が大前提です。

一人で仕事を請けるメリット

・継続的な収入を確保できる
・常に迅速な対応ができる
・自分のレベルをごまかせる
・契約解除に耐える事ができる
・クライアント或いはチーム時に受けるストレスを防げる

中規模・小規模の案件はたくさんある

一人で仕事を請け続けるには、高額案件ではなく中規模・小規模の案件が最適です。

実は今、あなたのところに来ていないだけで、案件自体はたくさんあるものなのです。

ではどうやってそういった中規模・小規模の案件、クライアントと出会うかですよね。

ここも追ってノウハウを紹介できればと思っています。

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